12月も半ばを過ぎて・・・

◇機関紙「けんさん」新年号の編集終わる
 今日の夕方、会の機関紙「けんさん」新年号の編集を、やっと終わった。
 今回の新年号は、6面構成で発行しようと企画して記事を集めていた。
 しかし、嬉しい事なのだが、新年号では毎年コーナーを設けている「新春メッセージ」への投稿が、なんと予想より多く届いて、急きょ、6面構成から8面構成に変更しての編集に切り替えたのだ。
 昨夜から今日の午後にかけて、1面から8面までの紙面づくりの最終調整をイワタさんとやり取りして、夕方、印刷屋さんにデータを送信。
 明日の朝、東京に校正用ゲラ紙面が届く。


◇案内所でも「子育て講座」
 今日の午前中、3組の若いお母さん達が子供を連れて案内所に来た。
                 
 子供預かりを、ヒトミさんとユリカさんがして、カヨコさんがその若いお母さん達と「子育て講座」をしていた。
 講座が終わってから、みんなの持ち寄り一品で昼食を食べて、元気に帰って行った。
 帰るときに「では、良いお年を・・ね。」と言われて、「そうか〜。今度会うのは来年なんだね。」と、年末がいよいよ近づいたのを実感。

 
◇帰りに買った文庫本
 百田尚樹「海賊と呼ばれた男」は話題の小説だが、僕はまだ読んでいない。
 ひたすら文庫化を待っている。
 百田尚樹の小説は、前に「永遠の0」を読んで感動し、好きな作家の一人になっている。
 日曜日の新聞広告に「幸福な生活」という短編集の文庫が紹介されていた。
 気になっていたが、「けんさん」の編集が立て込んでいて、書店に寄れなかったし、その気持ち的余裕もなかった。
 そんなことで、今日の帰宅時に、2週間ぶりくらいだろうか、久々に書店によって、その文庫を買った。
            
 19話の短編というより、20頁にも満たないショートショート集だ。
 帯に「衝撃のラスト1行!」とある。
 作品の最後の1行が、衝撃的な台詞になっていて、どんでん返しという物語らしい。
 書店で買って、帰宅の電車の中で2編を読んだが、2編ともにラストの一言に、確かに僕は唸ってしまった。
 百田尚樹と言う作家は、こんなショートショートも書くんだと驚き。
 読んだのは、認知症の母が語る「母の記憶」、不倫相手が突然家を訪ねてくる「夜の訪問者」。
 まだ、読んだのは、この2編なのだが、最後の1行、それも必ずページをめくって、その台詞が現れる。
 その一言の台詞が、読者をまるで違った世界に突き落とす、どんでん返しを食らう。
 疲れた脳には刺激的な、娯楽性満点の文庫本だ。
 あと、残り17編が楽しみ。