台風一過、〝秋〟実感

◇〝台風一過〟の朝
 今朝起きて、多摩実顕地の生活館屋上に上がったら、雲一つない高い高い秋空が、丹沢山系の上にあった。
     
 昨日の台風は、今朝のニュースによると、昨夜の時点で温帯低気圧になって、もう北海道の釧路沖だと言っていた。
 空気もひんやり。本格的な〝秋〟を感じる朝だった。


◇モンゴルは〝晩秋〟
 モンゴルに行っているゲレルマさんと電話で話したら「もう、寒いよ。ウランバートルでも雪が降ったよ。」とのこと。
 そう言えば、僕が5年前に初めてモンゴルに行ったのは、9月のこの時期だった。
 始めて見たモンゴルの大地は、緑はなく、枯草に覆われた黄褐色の大地だった。
     
 「この広がる枯草の大地が、緑の草原の季節には、どんな風景なのだろう」と、想像を膨らませたのを覚えている。
 ガタガタ道を、刈り取った枯草を満載したおんぼろトラック(モンゴルでは新車のトラックに出会ったことがない)が、スピードを上げて走っていた。
 厳冬を前に、この時期は、羊やヤギ、牛など家畜の越冬の準備なのだ。
 遊牧民と一緒に、農場で家畜の世話をしている友人のガンゾルグ君も、枯草収穫を終わったらしい。


高田馬場も〝空も高く〟
 今日は、ほんとうに〝秋〟を実感する一日だった。
 高田馬場の夕空も、秋の空、秋の雲・・・・。