今日・金曜日の案内所

◇研鑽会
 今日の金曜日、案内所では「子育て講座準備研」「高校生親の研鑚会」や「全国事務局研」などがあり、ちょっと賑やか。
 はるばる栃木県のヤマギシの村・那須実顕地から、ノブちゃんも高校生の親として研鑽会に参加していた。「そうか、ノブちゃんの長男も高校生なんだ」と気付く。


◇今日はこんな訪問客が
 30年前に三重のヤマギシの村で育ったという人が訪ねてきた。
             
 中学2年生の時に母親と村に入って、中学卒業して村を離れたという。
 「自分がいた村が、今、どんな風に変わっているのか、見学したいと思って・・、見学なんてできるんですかあ」と、遠慮しがちに話し出す。
 当時、自分を世話してくれた人の名前を何人か出して「もう、俺のことなんか覚えてないと思う。ひどい悪だったし・・」とぼそぼそと、遠くの中学校まで自転車で通った話などをしてくれた。
 その中に、オキナガさんの名前が出てきたので、「もう俺なんか、忘れてますよ」と何度も言っていたのだが、オキナガさんに電話を入れる。
 名前を言っただけで「知ってるよ」と即答。本人に電話を替わる。
 「悪だったお前のことを、忘れるはずないだろう」
 そんなオキナガさんの言葉に、本人は驚き、見るからに恐縮して、電話なのに身を縮めて「当時はご迷惑おかけしました」と頭を下げる。
 今は、東京の足立区の方で内装工事の仕事をしていると言う。
 時々、パソコンでヤマギシの〝むらnet〟を見ていて、懐かしくなったようだ。
 「時間が取れたら、必ず行きますから、参観させて下さい。」と、僕の携帯電話番号をメモして、嬉しそうに帰って行った。


◇午後は「書の会」
 案内所では毎月第3金曜日に、書道を学びたいという人が集まって「書の会」という書道教室を開いている。
 先生は、埼玉県の岡部実顕地の小島さん、なんと95歳なのだ。
 小島さんはご夫妻で電車に乗って案内所に来られて、一人一人に指導してくれる。
            
 昨年、モンゴルの農場にヤマギシ会館ができで、その開館式の時には、小島さんの「伸展合適」とう書をお祝いに持っていった。
 小島さんの立派な書は、会館の研鑽室の壁に、金色の額縁に納まって掛けられている。
 (写真は厳冬のモンゴルに建つヤマギシ会館と、研鑽室の小島さんの書)
       
       
 この写真を、今日、小島さんにお見せしたら、とても喜んでいた。


◇クロワッサン・プレミアムに広告
 ヤマギシの農産物のネットストア広告を、毎月「クロワッサン・プレミアム」に掲載している。
            
 雑誌発売の前日には、掲載にいろいろと配慮してくれている広告代理店のコスギさんが、掲載誌を持って来てくれる。
 20日発売というので、今日は社長のコスギさんと一緒に、会長のコスギさんも来てくれた。
 コスギ会長とは、かなり以前にヤマギシの卵油広告からのお付き合いで、会社を引き継いだ息子さんのコスギさんは、いろいろな出版社編集部と交渉してくれて、金額的にも有利な条件で掲載可能な雑誌をいろいろと探してくれている。
 「クロワッサン・プレミアム」への掲載も、コスギさんの尽力が大きい。
 コスギ会長は、お会いするたびに、経済情勢から政治情勢、社会風潮から地震の話と、幅広い情報を教えてくれる方だ。
 ちなみに、このコスギ会長は5月5日の誕生日で、今年80歳になる。
 趣味の囲碁と、毎日のように通うプールが健康秘訣のようだ。


◇モンゴルの打合せ
 明日、モンゴルに出張するゲレルマさんと、帰宅途中の町田駅で待ち合わせして、約1時間ほど、これからのことを打合せ。