土曜日曜は季節が戻り東京も冷たい雨

◇ゲレルマさんの本が新聞に広告掲載
 ゲレルマさんは、昨日、成田空港からモンゴル出張に旅立ったのだが、その時に「私の本を、新聞に広告を出してくれるって出版社から連絡あったよ。お願いだから必ず新聞買っておいて・・。」こんな言葉を残して行った。
 以前にこのブログでも紹介したが、ヤマギシの多摩供給所社員のゲレルマさんは、日本地域社会研究所から、モンゴルを紹介した本『夢と希望の大国! モンゴル』を刊行した。
その本の広告が、日曜日朝の日経新聞の読書欄ページで掲載されていた。
      
 この掲載新聞を、明日、モンゴル出張に行く人に持って行ってもらって、ゲレルマさんに渡してもらおうと思う。


◇映画『舟を編む
 冷たい雨も降っているし、冬が戻ってきたような寒い休日。
 こんな日は、映画鑑賞が一番だと勝手に理由を付けて、新宿の伊勢丹デパート近くの新宿ピカデリーで、観たいと思っていた三浦しをん原作の映画『舟を編む』を観る。
              
 この映画は、出版社を舞台に、変わり者で人間関係はいたって不器用だが真面目な青年・馬締光也(まじめみつや)が、新しい辞書づくりに15年の歳月をかけて取り組む物語なのだが、その変わり者で真面目な主人公役を俳優・松田龍平が演じている。
 僕は、原作『舟を編む』が、書店員の投票によって決まる本屋大賞の第一位となって、ベストセラーになる前の、発売されてすぐに読んで感動したので、映画化のニュースを見た時に「ぜひ、観たい」と思っていた。
 そしてもう一つ、あの松田龍平が、僕のイメージしているクールな松田龍平とはまるで異なる、真面目役をどのように演じるのだろうと、それも楽しみにしていた。
 映画『舟を編む
              
 期待していた通り、松田龍平の演技は僕を裏切らなかった。
 特に、松田龍平の涼しげな眼が、実にいい。
 そして、オダギリジュー宮崎あおい小林薫加藤剛も、原作でイメージした個性豊かな役にピッタリだ。
 辞書編纂を共にしてきた監修者の先生(加藤剛)の命が長くないことを知って、何とか存命のうちに完成させようとするが間に合わず、その葬式から帰ってきて妻(宮崎あおい)が作った年越蕎麦を口にしたとき、間に合わすことができなかった無念が胸を突きあげる。涙をこらえながら「間に合わなかった」とつぶやき、妻がそっと寄り添い背中をさする松田龍平宮崎あおいのシーンでは、僕は涙腺がゆるんでしまった。


◇土曜日の夜は「仲良し食事会」
 我が家・多摩実顕地では土曜日の夜、進学進級の子ども達のお祝い「仲良し食事会」をやった。
 メニューは250gのステーキだ。テーブルで焼いて、みんなで味わった。
            
 進学や進級した子ども達の抱負を聴いた後は、各供給所や職場ごとにトピックスの発表をやったのだが、予定では各職場代表だったのが、結局は全員による、それぞれの心境や現況の発表になった。
            
 僕は進行をやらせてもらっていたのだが、時間はオーバーしたが、それもなかなか良かったと思っている。

 最後は、みんなで「こいのぼり」を合唱して、みんなで食器片づけをして終わった。