26日のおしゃべり

◇中国のRさんが来訪
 北京在住の会員・ワコウさんから「2013年度のヤマギシ会の会費を託された」と言って、ワコウさんの友人で通訳業をしているRさんが、案内所にわざわざ来てくれた。
 Rさんは、日本と北京を仕事場にしながら、公的機関の交流団体の通訳をしている。
 話によると、昨年後半から日中関係の悪化により、公的機関の交流はキャンセルが相次ぎ、仕事にならないとぼやいていた。
 日本にいても仕事がないので、昨年末から旧正月まで北京でのんびり過ごして、昨日、日本に来たらしい。
 3日から100人の中国大学生の交流団を受け入れる予定だが、それもドタキャンになるかも知れないと心配していた。
 話が北京の大気汚染のことに触れると「ほんとうにそうなの、中国人の私でも・・・行政に不満を持っている市民がいっぱいよ」と顔を曇らせていた。
 僕が北京に行ったのは、2008年のオリンピック前だったが、車の渋滞はあったし、一日街を歩いているとワイシャツの襟が黒く汚れたけれど、今、ニュースになっているような大気汚染ではなかった。
 朝、散歩すると、公園の至る所で太極拳をやっている人や、散歩を楽しんでいる光景に出会ったものだ。大気汚染の中、今はどうなんだろう。
         
           
 それにしても、北京にいながら、ヤマギシ会の会費を日本に来る友人に託して、納入してくれる会員がいることに感激。
 早速、ワコウさんに会費を受け取ったと、メールしよう。
 昔、NHK中国語講座で得た数少ない言葉を並べると、
 「収到了山岸会的会費 謝謝!」
 これでいいのだろうか。
 

◇お土産
 今朝の新聞を読んでいたら、訪米した安倍首相がオバマ大統領に持っていった「お土産」のことが記事になっていた。
         
 最初は「こんなことを新聞記事にするのか」って思いながら、それでも、ちょっと野次馬的興味を覚えて読んでみると、
 安倍首相は、今回の訪米にゴルフのパターを持っていったらしい。
 パターを特注された工房社長の話によると、その値段は23,100円とのこと。
 僕は「意外に安いお土産だなあ〜」と思って、さらに興味を持って読み進めると、アメリカの国内法で335ドルを超えると、お土産でも個人所有でなく国家所有になるために、金額を抑えたのだと書かれていた。
 「アメリカにはこんな法律があるんだ。」と驚きながら、個人所有と国家所有の〝価格値〟の線って、何が根拠なのだろう。「日本にもあるのだろうか。」と思ってしまった。
 そんなことを思いながら、我々の〝提案と調正〟の生き方の〝提案〟にも、事の本質でなく、何かと比べた「これくらいはいいか」と言った相対的な価格値の線をもっていないだろうか。
 そんなことを自分に問いながら考えてしまった。