日曜日の朝、ハナショウブを見に行く

 我が家・多摩実顕地から4Kmほどの所に、薬師池公園がある。
 この公園は、「新東京百景」、「日本の歴史公園100選」に選定され、東京都指定名勝にも指定されている。
 僕はこの公園が好きだ。
 多摩丘陵の緑の起伏に囲まれた雰囲気が何とも言えない。心が和む。
 特に、大賀ハスハナショウブ、紫陽花の季節になると、僕は毎年、早朝に訪れる。
 今朝も「もうそろそろ、菖蒲が咲くねぇ」と、オカザキさんと散歩の行先を急きょ薬師池公園にする。
 雨がちらつく中、6時半に公園に到着。
       

 薬師池公園のハナショウブは、175種、2,200株が植栽されていると聞く。
       
             
             
             
             
             

 公園の梅林の脇を通り、西側に広がる雑木林の斜面の、赤い奉納の幟がはためく参道を登っていくと、公園の奥に「野津田薬師堂」という社がある。
 公園を訪れた時の、最後のコースが、この社の参拝だ。
       

 この社の入口に展示してあった俳句数首の中の一首。
       菖蒲田の一枚ごとの雨の音
 今日の朝にピッタリの歌だと思ってメモして帰る。