僕が四季折々に訪れる、我が家から歩いて45分(車で15分)ほどのところにある薬師池公園。
この公園の奥に「野津田薬師堂」がある。
ここには平安後期に作られたと推定される、高さ70cmほどの欅の一本造りの秘仏・薬師如来像が祀られている。
その秘仏の厨子の扉は12年に1度、寅年の春のひと月だけ開かれて公開される。
今年は寅年。現在、開扉されているというので行ってみた。
残念ながら撮影はできなかったが、本尊・薬師如来像が中央に祀られ、両脇に日光菩薩像と月光菩薩像、その両脇に6体ずつ十二神将が祀られていた。
薬師池公園は四季折々の花々を楽しめる。
今は、藤の花だ。
そして、園内の野草園には、僕が初めて見る「ふたりしずか・別名:早乙女花」が咲いていた。
帰りに、ここ町田や三多摩の自由民権運動の最高指導者・石坂昌孝のお墓がある「民権の森」を散策。
森の中に、黄色いきれいな花が群生と言うほどではないが数多く咲いていた。
「なんだろう?」と思って、スマホのGoogleレンズで検索したら「キンラン」だった。