12日〜14日は三重のヤマギシの村に出張

◇12日(水)
 東名高速が集中工事のために渋滞が予想されていたので、今回は中央高速で三重に向かうことにする。
 いつもより1時間早く、多摩実顕地を7時に出発。紅葉がわずかに始まった山々を眺めながら順調にドライブ。三重のヤマギシの村・豊里実顕地には午後1時半に到着。
 到着して先ず目についたのは、参観ロビーに活けてあるススキとコスモス。
 
 穂を出して間もないススキの穂は銀色に輝いている。それが僕は好きだ。
 コスモスは、この花を見るたびに山口百恵の「秋桜」の旋律が浮かんで、ちょっと、もの寂しくなる。それがまた好きなのである。
 ♪ うす紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 比頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする・・・・

 研鑽会が終わって愛和館(村の食堂)に行くと、ここでも秋の味覚「栗ご飯」だった。
  

◇13日(木)
 朝、8時から毎月定例の全国から集まっての研鑽会。月一回、全国各地のヤマギシの村での動きなどを出し合い、全体的な視野で考える研鑽会だ。
 午後は、インターネットのホームページについての研鑽会。
 夜は、生産物の供給に関する研鑽会。
 予定では、夜の研鑽会が7時半に終わった時点で、多摩実顕地から来ているメンバーと一緒に、東京に車で帰る予定だったが、急きょ、翌日の朝9時からもう一つ研鑽会が入って、もう一泊宿泊することになる。

◇14日(金)
 9時からの研鑽会に出席して、11時の高速バスに乗って名古屋経由、新幹線で東京に2時到着。案内所に着いたのは2時半だった。
 今日は、会の機関紙「けんさん」が印刷屋さんから届いて、全国の会員に発送する日だ。
 僕が案内所に着いた頃には、ほぼ封筒詰めは終わり、郵便番号順に仕分け作業だった。
 3時過ぎ、作業が終わって、みんなでお茶を飲みながら「今日の作業をやってみて」を出し合う。それぞれが忌憚なく、「あの時、どうして数が合わなかったの?」「どうして、何回も数え直さなくてはならなかったの?」と、その原因を追及し合いながら、それでも和気あいあいとお茶とお菓子をいただきながら、次回に繋げる意見を出し合う。
         
 今月号は、ブラジルとスイスからヤマギシの村に実習に来ている若者を特集した。
          

 さあ、今日から、次の11月号の編集に頭を切り換えてスタートだ。