三重に日帰り出張(鉄ちゃんを楽しむ)

 最近の三重出張は複数人で行くことが多いので、車で出張がほとんどだが、1人の時は電車にしている。
 そんなことで、月曜日に三重に出張した時は3名だったので車での往復だったが、今日の出張は僕1人なので電車にした。
 朝の新幹線は、子供たちが夏休みに入ったので家族連れが多く意外に混んでいた。
 名古屋からの高速バスは、集中豪雨のために約30分遅れ。
 家を出るときに「まだちょっと早いなあ」と呟いたら、妻は「どこで時間をつぶすのも同じ、何があるかわからないのよ、早めに出たら」と追い出された(?)感じで出発したのが幸いし、バスが遅れても、研鑽会開始前に余裕で三重のヤマギシの村・春日山実顕地に到着した。

 夕方、研鑽会が予定より長引いて、ちょうど良い高速バスがなく、暫くぶりで新堂駅から関西本線に乗る。
 関西本線と言っても、何と1輌編成(1輌だから編成というのも変だが)で、こちらも局部的集中豪雨のために一部徐行運転。それに単線のために途中駅での待ち時間が普段より長い。
 それならばと、カメラを抱えて数人同乗していた「鉄ちゃん」こと鉄道ファンを年甲斐もなくまねて、ワンマンカーの運転手や車窓の景色をカメラに収める。でも、僕と違って当の鉄ちゃんたちは車窓の景色にはあまり興味をしめさないのだ。
          
          
          

 一部の区間で徐行運転があったために乗り換えの亀山駅に着いた時には、定刻の乗り継ぎ電車はすでに出発し、約40分の待ち時間。駅の外に出て時間をつぶす。
         
 どうして、亀山駅前ロータリーには鳥居があるのだろうと不思議に思い、ほうきを持ってゴミを拾っている若い駅員に聞くがあまり明解な言葉は出ない。(帰ってからインターネットで調べたら能褒野神社(のぼのじんじゃ)の鳥居だと書いてあった)

 やっと名古屋行がホームに到着。ここでも鉄ちゃん風にカメラを構える。
          

 名古屋に約1時間遅れて7時に到着。
 ここまで「鉄ちゃん」をやったのだから、もうちょっと「鉄ちゃん」を楽しもうと、名古屋名物駅弁を買って新幹線に乗り込む。
           
 850円だったが、なかなかボリュームもあり、みそ味も満足。
 今日は、鉄道一人旅を楽しんで我が家・多摩実顕地に着いたのは9時半だった。