月曜日、モンゴルから友人が来日

 先週は、モンゴルのバイヤンチャエンダマン市から市長が来日したので、三重県ヤマギシの村などを案内した。
 今週は、モンゴルのハラホリン市(モンゴル帝国時代の都、日本でいうと京都のような古都観光地、ウランバートルから西に300km)から副市長夫妻が来日。
   
   
(写真は、昨年7月末、モンゴルを訪問した時に写したハラホリン市と宿泊したゲル)
 この副市長は、ビャン君の友人である。2年前にも人民党青年幹部として3名で来日して、その時は埼玉のヤマギシの村・岡部実顕地を案内した。
 そんな縁で、ヤマギシに対しても理解があり、モンゴルに行くたびに会っていたし、食事をご馳走になったりして、僕にとっても親しい友人なのである。
 副市長と言ってもまだ29歳なのだが、彼は遊牧民の子としてゲルで育ち、成績優秀というので国費で大学を卒業した。国を良くしたいと10代から与党の人民党(昨年までは人民革命党と呼ぶ)活動にかかわり、25歳でウランバートルの青年リーダーになり、2年前にハラホリン市の市長に立候補し市長となった。現在は、来年のウランバートル議会議員選挙に立候補する準備のために、副市長職になったらしい。
 そんな彼は、とても気さくな青年で、その人柄が僕は好きである。
 実は、昨年の夏に、モンゴルから3人の子供たちが来日して、三重県ヤマギシの村・春日山実顕地の楽園村に参加した。
 その中の1人の女の子は、この副市長(当時市長)が推薦して来日した小学生だった。
 岡部実顕地で子供たちに触れた印象がとてもよかったらしく、市内の小学生に「日本について」の作文を書かせ、その作文から楽園村に送る子供を選んだらしい。
 そんなことで、今回はこの副市長夫妻は私的来日なのだが、僕は会えるのを楽しみにしていた。
 夕方、副市長夫妻をビャン君が案内所に連れてきてくれた。
 案内所ではサユリさんも待っていたのだが、サユリさんも昨年モンゴル出張の時に副市長にハラホリンで会っている。

 思いっきり日本風(?)に内装している居酒屋に案内して、夕食を一緒に食べる。

 冷奴、天ぷら、お寿司、焼き鳥、何でも「美味しい」といいながら食べていた。
 前回来日した時に「日本人は草のようなものばかり食べていると聞いていたが、肉も食べていたので驚いた」と言っていた。
 今回は「日本人のような食べ物を食べていたら、長生きできると思って・・、何を食べても、みんな美味しい。」と言っていた。
 ほんとうに楽しい市長である。彼は将来、国会議員を目指している。奥様とは初対面であるが、とても感じのいいモンゴル美人。