ウランバートルから北に60Kmほどのところにあるバヤンチャンドマン市の農場で、朝を迎える。
モンゴルも、もう寒くはないだろうと思って来たが、半袖では寒い。長袖シャツに、用心のためにバックに入れてきたベストが役に立っている。
8時から午前、午後と、2カ月後に来日するモンゴルの若者たちに、日本の基礎知識、日本の文化・歴史・政治などの講座をする。
モンゴルの若者たちは、みな純粋だ。反応もいい。話していて楽しい。
◇現在の草原
今年は草原の新芽が出始めた5月上旬に、雪が降ったり、冷たい雨、冷たい強い風が吹いて、新芽に打撃。
例年よりも緑になるのが遅いという。
「他の地方はもっと緑になってますよ。ここはヤバイですね。家畜が十分食べるだけの草が育つのかなあ。」とビャンさんが心配している。
◇昼休みにバヤンチャンドマン市役所へ
ここの市長は日本のヤマギシの村に来たことがある人だ。
昼休みの時間、市役所へ表敬訪問する。
市長と副市長と、市長に同行してヤマギシの村に来たことがある土地計画の青年と懇談。
現在のバヤンチャンドマン市の政策などを聞かせてもらった。
今年になって養鶏場などが建ち、ウランバートル市民の食糧供給地区となりつつあることを感じた。