東京の桜の名所「千鳥ヶ淵」は案内所から電車で10分

 高田馬場から地下鉄・東西線に乗って約10分で「九段下」に着く。この駅を地上に上がると桜の名所「千鳥ヶ淵」だ。
 金曜日午後から週末にかけては雨模様との予想だったので、昨日夕方5時過ぎだったが、機関紙「けんさん」4月号の編集も一段落して時間の余裕もあったので、帰宅前に「千鳥ヶ淵」に寄ってみた。
 数年前にも行ったことがある。
 その時は、花見の人で混雑し、地下鉄の改札口から地上に上がるまでに20分くらいかかったと思う。しかし、昨夕は混雑もなし。これも、震災後の自粛のためだ。
 お堀が見下ろせる歩道には、普段よりは人が多いがみなのんびりと桜観賞したり、写真を撮ったり。若い人も、お年寄りも、2人連れが多い。至る所に「宴会禁止」を告げる立て看板が置いてある。もちろん夜のライトアップもないようだ。屋台も「肉まん」と「甘栗」だけが暇そうに営業。
 夕日に照らされた桜。やっぱり桜はいい。



 近くの靖国神社の桜も美しい。政教分離などの問題は別として、僕はこの神社のもつ重厚な雰囲気が結構好きなのである。