東京の「桜の標本木」はこれだ!

◇標本木
 東京の桜の開花宣言は、先週の土曜日。
 その開花宣言を、気象庁の担当職員に決断させたのが、この「標本木」だ。
      
             
 この桜の樹の花が5〜6輪開いたと確認して、開花宣言をする。
 靖国神社には何度か来ているが、「標本木」がどれなのか僕は知らなかった。
 同行したTさんが教えてくれた。


◇帰宅の途中で〝千鳥ヶ淵〟へ
 今日の案内所は僕一人。
 こんな日に限って、不思議と電話がかかってくると重なるのだ。
 携帯で話していると案内所の固定電話が鳴りだして、それに出て「電話中なので折り返し電話します。」と詫びを入れる。その逆で、固定電話で話していると、携帯が鳴ったり・・。そんなことが今日は3回もあった。
 そんな今日は、5月に三重県でやる「春まつり」の案内ハガキの制作準備をしたり、会の機関紙「けんさん・4月号」の構成を練ったり・・・。
 夕方5時過ぎに「もう、今日は帰ろう」と思っていたら、一昨日に会う約束をしていたが用事が出来たと来なかったTさんが「ごめんねぇ〜」と言って、案内所に顔を出してくれた。
 ちょっと打ち合わせをして、話題が桜になったら、
 「もう、帰れるの? 千鳥ヶ淵に行ってみる?」となって、意気投合。
 東京の桜の名所・千鳥ヶ淵は、案内所から地下鉄・東西線に乗って15分ほどの九段下駅だ。
 2人で桜の名所に向かう。


千鳥ヶ淵の桜は7、8分咲き
 今日は、昨日とは打って変って北風が吹き、春らしくなっていた陽気が逆戻り。
 幻想的な桜観賞には欠かせないライトアップも明日かららしい。
 思ったよりも人混みでない。
 なんとか日没ぎりぎりでセーフ。ちょっとの時間、桜を楽しむことができた。
      
      
      
      
 

靖国神社では屋台組立中
 靖国神社に行って見ると、なんと、お目当ての屋台群は慌ただしく準備中。
 どうも、今年の桜開花が半月も早まったので、屋台のオジサン達は予定が大幅に狂ったようだ。
 トラックやライトバンから荷物を降ろしたり、屋台を組み立てたり・・。
          
 もう暗くなると言うのに、明日からの店開きの準備に大忙し。
 今日は屋台の店開きはないようだ。
 「まあ、せっかく来たのだから」と、お参りして、
         
 桜の標本木をみて、ぶらぶらと桜を見上げて、
        
 しかたなく、
 僕たち2人は一軒だけ店が開いていたお休み処で、350mの缶ビールを一本ずつ買って、
 「屋台のオッサンも自然相手だから、早く咲いても、遅く咲いても、大変だねェ〜。」と、
 慌ただしく動いているオッサンを眺めながら、桜の樹の下で乾杯して、早々に切り上げて別れ、帰途についた。