数年前に日本に駐在していた中国新聞社のリュウさんからメールをいただく。
今回の大地震を心配してのメールだ。
リュウさんはヤマギシの村は岡部、豊里、春日山にも度々訪問しているし、特に岡部実顕地のコジマさんとは親しい間柄だし、来日した時には必ず案内所にも立ち寄ってくれる。
そのリュウさんは現在、北京でなく香港に駐在中なのだが、リュウさんのメールには「人気だった日本食のお店も急に客が少なくなって大変のようです」とあった。
どんな事だろうとネットで調べてみると、確かにブームだった日本食が窮地に立たされているようだ。
−−−アジアでもとくに日本食人気が高かった香港や台湾、シンガポールなどでは、今回の福島第1原発の放射能漏れ事故に伴い、日本からの食材などが放射能汚染されているのではとの懸念の高まりから、すし店を含む和食レストランが軒並み、売り上げを落としている。香港に約600あるとされる日本料理店のうちでも老舗の高級日本料理店「八重菊」は、事故前に比べ、売り上げが70%も減少し、今月1日に閉店した。−−−
−−−インドは5日、日本からのすべての食品について3カ月間の輸入停止を決めた。−−
こんな事らしい。
日本では福島産の野菜を風評被害から守ろうという動きも出てきたが、海外でも日本の原発事故はいろいろなところで問題になっているようだ。