今日は木曜日。
ファーム町田店がお休みなので開店準備もないし、先週から今週にかけてやっていた会の機関誌「けんさん」の編集も終わって、印刷屋さんに昨日データを送って、明後日に印刷されて送られてくるのを待つ、全国発送前の一段落のとき。
そんなことで、今日の午前中は、足腰の筋力回復と健康維持も兼ねて、少し歩いてみようと新緑を求めて散策の時間に。
◇ハナミズキが咲いていた
つい先日までは、ソメイヨシノの満開に堪能していたが、いつの間にか、ハナミズキが満開を迎えていた。
この花を僕は好きだ。
ハナミズキの花言葉は「返礼」「永続性」「私の思いを受け取ってください」など。
なぜ「返礼」なのかというと、このハナミズキの原産地は北アメリカ。
1912年に当時の東京市長尾崎行雄氏が、日米友好を願ってソメイヨシノ約3000本をワシントン市へ寄贈した返礼として、アメリカから贈られたものが、このハナミズキなのだという。
◇藤の花も咲き出していた
我が家から50分ほど歩くと薬師池公園に到着。
池の周りの新緑が清々しい。
ここは「日本の歴史公園100選」にも選ばれていて、5月頃の「ハナショウブ」が見ものなのだが、それはまだ早い。
しかし、藤の花が咲き出していた。
藤の花を満喫しながら、池を一周して「やくし茶屋」によって、「あんころ餅」を食べながら、しばし休憩。
◇ムサシアブミの群生を見つける
帰りがけに、公園の裏門に向かいながら林の中を歩いていたら、こんな植物が群生していた。
名前は何だろうと思って、行き交う人に尋ねてみたら「マムシグサ」だという。
確かに子供の頃、山道で見かけたこともあるし、父親もそんな名前を言っていた記憶がある。
確認のために、スマホに撮して調べてみたら、これは「マムシグサ」ではなく「ムサシアブミ」だった。
なぜ「ムサシアブミ」を漢字で書くと「武蔵鐙」。
なぜ「武蔵」と「鐙(あぶみ)」の言葉が名前についたのかというと、
鐙(あぶみ)とは馬に乗るときに足を掛ける金具のことで、鞍の両脇にある。その鐙に花の形が似ているため、この名前がつけられた。江戸時代までは武蔵の国の鐙の品質が良かったため「ムサシアブミ」となったという。
よく見ると、確かに鐙に見えてくる。
なるほど、ここ東京都町田市や多摩市も「武蔵の国」であると納得。
こんなことを楽しみながら、久々に新緑の中を散策した。
帰ってきてスマホの万歩計を見たら14000歩と表示されていた。
午後は、NHKプラスで見逃していた番組を観たり、読書をしたり・・・。