7月末に梅雨明け宣言があって猛暑が何日か続いたが、ここに来て天気はハッキリせず、梅雨末期のような大雨が全国的に続いている。
東京も、昨日も今日も時折雨脚の強い豪雨を繰り返している。
そんな中、駐輪場脇の花壇には、今年も「パイナップルリリー」が咲き出した。そして隣には「オニユリ」が咲いている。
今週は水曜日と木曜日は、三重県のヤマギシの村・豊里実顕地に出張だった。
タケイさんとイナダ君と3人で車で行って東名高速を走ったが、今回も行きも帰りも富士山の勇姿を観る事は出来なかった。残念・・・。
出張から帰った翌日の昨日。
出張に行く前に予約していた新型コロナの4回目のワクチンを打った。
1回目から3回目と同様、4回目もファイザー。
打った肩が痛いだけで熱は出ていない。
でも、気にしていると何となく身体がだるい感じもする。
◇いま、ハマっているTVドラマ
7月4日から3週連続で、月~木曜日の夜10時45分~11時に、「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」をやっている。
「ショートショートの神様」と言われる星新一。SF短編小説を中心に生涯にわたり発表された作品は1000編を超えるという。15分という短時間で展開される予測不可能なストーリーがいい。
まだまだ放送が続くし、NHKプラスでも観る事が出来る。
星新一ファンにはお勧めの番組だ。
◇手元にある本を読み返している
最近、新聞書籍広告を見ていても、読みたいなって思う本がない。
歴史小説も好んで読んでいたが、ウクライナにソ連が侵攻して以降、結局は領土拡大(奪い合い)の物語で五十歩百歩的感覚を感じてちょっと冷めてしまう。
いま、NHKで放送されている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もそうだと思いながら観ている。
いよいよ、源頼朝が死んで、御家人達の欲望からの欺し合いの展開になる。
時代が変わっても、人間の欲望はいつの時代にも繰り返されて歴史が流れている。
そんなことで、最近は古い作品をメルマガで取り寄せて読んでいる。
遠藤周作の『深い河』や、6月のNHK「100分de名著」が取り上げた安部公房の『砂の女』、そして、いま、手にしているのが、丸山健二の『千日の瑠璃』。
1966年の文庫だ。
不思議な作品だ。1ページに1話を「私は風だ」「私は闇だ」「私は鳥籠だ」「私はボールペンだ」などと、1000日かけて書いている。
僕も投げ出さずに、1000日かけて読んだらいいのかも知れない。