今日も穏やかな秋の日・秋の季語の「うろこ雲」が

 今日の日曜日も東京は、穏やかな秋の一日だった。

 朝から、ファーム町田店のスタッフに入り、今日も「焼き鳥おじさん」をする。

 

◇秋の季語の「うろこ雲」
 ファーム町田店の閉店後の片づけを終えて、空を見上げたら、宵闇迫った時ではあったが、うろこ雲がきれいに見えた。
 でも、これは「うろこ雲?」「さば雲?」「いわし雲?」どれだろうか?

     f:id:naozi:20191117183430j:plain

 でも、いずれも高度5000~15000キロ程度にできる巻積雲(けんせきうん)だ。

 

◇昨日の朝日新聞「折々のことば」
 昨日の朝、ゆっくり新聞を見る時間が取れなかったので、今日、改めて見たら、朝日新聞の「折々のことば」で、哲学者の鷲田清一さんは、昔読んだ『人間の土地』の著者のフランスの作家であり操縦士、郵便輸送のためのパイロットとして、欧州~南米間の飛行航路開拓などにも携わったサン=テグジュペリの言葉を紹介していた。

       f:id:naozi:20191117201015j:plain

 

 愛するということは、おたがいに顔を見あうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ることだ (サン=テグジュペリ

 

 鷲田さんの解説
 「飛行士でもあった作家は、通信員としてスペイン・マドリードの前線を訪れる。地下の掩蔽壕(えんぺいごう)で出撃を控えた二人の隊員の屈託のないやりとりに確かな「友愛」を感じ、こう思う。人はまた、大切な人が苦しんでいることにひとり苦しむ時にも、相手の眼差(まなざ)しのその先にあるものをともに見つめる。『人間の土地』(堀口大學訳)から。