今日の日曜日のおしゃべり

◇今朝のNHKEテレ「こころの時代」
 日曜日の朝は、Eテレの「こころの時代」に合わせて、TVのスイッチを点けるのが習慣になっている。
 布団に入ったまま、その時のテーマで観たり、観なかったり・・。
 今朝は、細胞生物学者でもあり、歌人でもある永田和宏さんの「いのちを詠(うた)う」だった。
        
 永田さんの奥さんは、歌人河野裕子さんだ。
 河野裕子さんは、7年前に癌で亡くなっている。
 2人の出会いから、河野さんが亡くなるまでの40年、2人が切磋琢磨し合いながら、歌を介しての心の語り合い、そして妻の死を迎える永田さんの心情や、その死別を顧みながら、永田さんが感じる「いのちのありよう」と「夫婦のありよう」について話していた。 
        
 ついつい、途中からは布団から出て見入ってしまった。
 河野さんが再発した中で生活しながら、永田さんが詠んだ歌。

      一日が過ぎれば一日減っていく
            君との時間もうすぐ夏至

 河野さんは、死の前日まで歌を詠み、それを永田さんが書きとめたという。
        
        

 また、改めて、永田和宏さんと河野裕子さんの歌集を読んでみようと思った。


◇昨日の朝日新聞の「折々のことば」
 哲学者の鷲田清一さんの連載「折々のことば」で、フランス料理研究家辻静雄さんの次のような言葉を紹介していた。
        
『大切なところに出す人間はどういうふうに選ぶかといいますと、ものすごく疲れ果てたときに笑顔のいいやつを出せっていうんです。(辻静雄)』

 そして、鷲田さんのことばは、
 ─ 弟子を修業に出す時に、精根尽き果てても目だけはちゃんと相手を見て気持ちよく挨拶(あいさつ)している者を選ぶと、料理研究家は言う。この目が「本人が社会で受け入れられるか受け入れられないかの瀬戸際の防波堤になる」からと。そんな目を持てるのもきっと仕事に納得しているから。そしてこれは親方の徳。『料理に「究極」なし』から。(鷲田清一)─


◇今日はファーム町田店で「焼き鳥」を焼く
 今日の日曜日も朝からファーム町田店のスタッフに入る。
 今日の担当は、焼き鳥おじさん。
        
        
 

◇町内会の「どんど焼き
 午後1時から、町内会の新年恒例行事の「どんど焼き」だった。
 我が家・多摩実顕地から餅つきの臼と杵を貸し出して、ファーム町田店から豚汁の材料を買っていただいての「どんど焼き」。
 焼き鳥の手を休めて、会場に行って「どんど焼き」を見物し、豚汁をいただく。
        
        
        
        
 このような行事を、毎年やり続けるだけでも、町内会の存在意義はあると僕は思う。