金曜日のおしゃべり

 今日の東京は、急に「晩秋」になった感じの天気。
 朝から小雨が降って、夕方になったら急に肌寒くなった。
 書店のレジカウンターに、こんなきれいな秋を描いた栞があったのでいただいた。
        


◇今日の案内所は昼と夜に定例の研鑽会
             
 朝10時半から12時と、ランチタイムを挟んで1時から3時の時間で「活動についての研鑽会」をする。
 11月に開催の「那須特講」まで、あと3週間となった。
 その取り組みの途中経過を出し合って、これからの動きを研鑽する。
 夜は「男の研鑽会」。
 いつもは第3金曜日の夜に定例で開催なのだが、今月は都合があって第2金曜日の今日に開催した。集まったのは7名。
 これからの人生の「生きがい」みたいな話題になる。



芥川賞の『影裏』を読む
 先月の文藝春秋に載っていたので、読もうと思っていたが、読みかけの本や、急に読みたくなった本があって、ついつい後回し。
 通勤電車の中で2日ほどで読み終わった短い物語。
         
 芥川賞というので期待して読んだが、僕の感覚ではちょっと入り込めなかった。
 途中途中で「あれ!どうなっている?」と、時系列的につまずいたり、登場人物の交差に首をかしげたり、僕の読解力のなさにちょっと自信喪失。
 そんなことで、読後感想はパス。


◇運慶の本
 現在、東京国立博物館で「運慶展」を開催中だ。
 来月26日まで開催なので、混み合っているようだが、時間の都合をつけて行きたいと思っている。
 運慶展に行く前に、運慶について、もう少し知りたいと思っていたら、先週の土曜日にNHKBSプレミアムで「仏像ミステリー・運慶とは何者か?」が放送されたのでビデオに撮っていた。
 それを、一昨日の夜に時間があったので観た。興味ある内容だった。
 ますます、運慶について知りたくなって、梓澤要著『 荒仏師 運慶 』を読み始めた。
       
 ネットの書籍内容紹介には、次の様に記されている。
『自分にしか彫れぬ仏とは何か。絶望も愛欲も仏に刻んだ天才運慶の濃厚な生涯。少年の頃「醜い顔」と嘲られた運慶は、それゆえ美に敏感となった。鎌倉武士の逞しい肉体に目を奪われ、女の姿態を仏の姿に写しとる。その手にあるのは鑿一つ。荒ぶる野心、快慶との確執、飽くなき美の追求。だが絶頂期、病が襲った……。戦乱渦巻く時代に、美と祈りのはざまで格闘し続けた天才のすべてを描く渾身の歴史小説。』

 これを読み終わってから、運慶展に行こうと思う。