映画『聖の青春』を観る

 観たいと思っていた映画『聖の青春』を、今日の帰宅途中にやっと観た。
 会の新聞「けんさん」新年号の原稿整理が一段落したので、気分転換も兼ねて帰宅途中に新宿ピカデリーに寄った。
        
 この映画、29歳の若さで亡くなった棋士村山聖の生涯を描いた映画なのだが、その村山聖を演じた松山ケンイチの演技がすばらしかった。
 役作りのために20キロにも及ぶ体重増量をしただけあって、迫力をもって変人・村山棋士を演じていた。
 そして、東出昌大が演じる羽生善治もよかった。実際の羽生善治を見かけたことはないがテレビなどで見る羽生名人になりきっていた。
 
 それにしても、命のある限り、対極の勝ちにこだわった、こんな若き棋士がいたことに、僕は驚きだった。
 詳しい感想は、原作の大崎善生のノンフィクション小説『聖の青春』を読んでから書きたいと思う。