インド料理店で友人のライブ演奏を聴く

 先月末に、案内所で毎月定例でやっている男の研鑽会常連メンバーの友人・オオタさんから、ライブの案内が届いた。
 「さて、突然ですが… 来月8月10日(水)に、地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅」徒歩1分のインド料理レストラン〝PAPERA〟さんで、私オオタ(アーティスト名『ナイーブ缶342』)がライブ演奏することになりました。約30分、ギター1本で自作の歌を4〜5曲歌います。」

 演奏時間は20時〜20時半の30分と書かれていたので、夕方6時半過ぎに仕事を切り上げて、新宿御苑前の会場となるレストランに行ってみた。
      
 入口で1000円の入場料を払って、席について、インドカレー「シーフードミックス」(1500円也)とビールを注文。
      
 7時半から演奏が始まって、オオタさんの出番は2人目だった。
      
 オオタさんは、サラリーマン時代からバントを組んで時々ライブをやっていた。
 現在は、会社を早期退職して、高齢者介護施設でアルバイトしながら、演奏活動に励んでいて、時々、ライブ活動をしているのだ。
 前回、聴きに行ったのは昨年の12月だったと思う。
 芸名と言うかアーティスト名は「ナイーブ缶342」
      
 なぜ、「ナイーブ缶342」なのかと、種明かししてくれた。
 それによると、昔、会社勤めの時に「内部監査室」にいたことがあって、その時に付けたのがこの名前らしい。
 「ないーぶ・かん・さ・し・ツー」が「ナイーブ缶342」だ。
      
 歌ったのは、サラリーマンを題材にした「明るいうちに帰りたい」「サラリーマン哀歌」「パッパラパマーチ」の3曲を歌った後、ステージに奥様が登場。
 デュエット曲を作ったのだが、相手女性が見つからず、急きょ、奥様が歌うことになったとのこと。
 曲は「男と女のブルース」
      
 これがなかなか心に染みる曲で、奥様も実にうまい。

 最後は「誰もいない広場」という曲を感情こめて独唱。
      
 長い海外勤務生活から帰国したら、日本の職場環境に馴染めなくなって、悩んだり病気になったり・・・。
 「好きな生き方したら・・」と奥様の助言もあって、子供も大きくなったしと、早期退職して、第二の人生を・・・。
 今夜も、そんなオオタさんはライブを楽しんでいた。