3月20日の日曜日

 今日の天気は、朝にわか雨で、その後は比較的暖かな春の陽気。
 花粉が多く飛んでいるようで、鼻がムズムズ。
 夕方になって、冷たい風で気温も下がる。


◇桜が気になって
 昨夜、テレビをみていたら、東京赤坂のTBS前・赤坂サカスの枝垂れ桜が開花したと放映されていた。
 その枝垂れ桜は「日本三大桜」のひとつで天然記念物にも指定されている福島県三春町の「滝桜」の子孫樹だ。
 今年も時間が許したら見に行きたいと思っている。
 そんなことを思っていたら、急に我が家・多摩実顕地から歩いて15分ほどのところの遊歩道・尾根緑道の桜は、今年はどうだろうと気になって、今朝6時に起きて散歩がてら出かけた。
 ここの遊歩道には、「ソメイヨシノ」が入り口から続いている。
 枝を見上げた時には、まだ蕾は固そうに感じたが、近づいてみると彩りを添えて開花しようとしているのが確認できた。
     
     
 今年のここのサクラ祭りは、4月の第1週の週末である。

 帰りに、福祉施設の脇に植えられていた早咲き桜を見つけたり、スイセンの黄色い花に目を奪われたり・・・。
     
     
     


◇落書きの短歌一首
 散歩途中で雨が降ってきた。
 天気予報では今日は晴れ。たいした雨ではないだろうと途中のファミレスでモーニングコーヒーを飲みながら雨宿り。
 しかし、止むどころか本格的な雨足。
 結局、近くのコンビニまで走って、500円のビニール傘を購入して帰った。
 傘をさして歩いていて、セメント塀の落書きの短歌を見つけた。
     
 なかなかの秀作だと感心する。
 こんなところに、こんな落書き。それも短歌である。誰が書いたのだろう。
 我が家に帰ってきたら、花壇のボケが雨に打たれて迎えてくれた。
     


◇今日のファーム町田店
 昨日も書いたが、千葉県のヤマギシの村・成田実顕地から送られてきた野菜箱を開けたら、メッセージ付きの野菜が今日も発見。
     
     
 こんなメッセージを添えて袋詰めしてくれるのは、ウマバさんだろうか、それとも奥さんのフキコさんだろうか。


◇モンゴルこぼれ話「オペラハウス」
 モンゴル出張でウランバートル滞在の時に、終戦後、日本人抑留者が建設に携わったというオペラハウスを見に行った。
 今までの出張の時にも、スフバートル広場横にあるオペラハウスは遠目には見ていたが、今回はその建築物を、近くで見てみようと足を運んだ。
     
 終戦後、シベリアに抑留された日本人捕虜は約60万人。
 うち2万人が、モンゴルに輸送され、モンゴルの国会議事堂、オペラハウス、外務省ビル等多数の建物が日本兵抑留者により建設された。
 これは、ソ連からモンゴルの対日戦参戦への「ご褒美」的意味合いの抑留移管である。
 マイナス50℃にもなる厳しい環境と栄養失調で、約10%が命を落としたという。
 一見石造ふうの重厚な建築物であるが、しかし近づいてみればセメント製である。
     
     

 司馬遼太郎の『モンゴル紀行 街道をゆく5』によると、ウズベキスタンの首都タシケントにあるオペラ劇場も、日本人捕虜によって建設されたものらしい。