まさに文字通り「師走」

 今日は28日だ。今年も、残り少ない。
 ヤマギシファーム町田店の営業も、今日を入れて3日間だ。
 今日の僕の動きは、朝7時から9時までお店の開店準備に入って、それから高田馬場の案内所に行く。
 土曜日、日曜日と、ヤマギシファーム町田店の方をやっていたので、その間に、29日からの特講や、30日からの高度研鑽会に、急きょ申し込んできた人への対応や事務処理をして、この間までやっていた会の新聞編集で溜まった資料を整理して、ゴミの収集が明日の朝が最後なので、ゴミ出しをしたり・・・ そうそう、事務所のカレンダーを2016年版に取り換えたり・・・


◇帰宅途中にカレンダーと手帳を買う
 僕はここ数年、「葉祥明カレンダー」がお気に入りで、それを部屋に掛けるカレンダーと決めている。
 手帳は、最近はスマホのカレンダー管理やメモ帳を使うのが多くなったが、それでも毎年使っている手帳を一冊持っていないと落ち着かない。
 そんなことで、帰宅途中に新宿の紀伊国屋書店に寄って、2016年度版のカレンダーと手帳を購入。
       


◇お正月準備
 それぞれが、それぞれの持ち場の仕事をしながら、年末の掃除やお正月を迎える準備をしている。
 おせちを入れるお重も、愛和館(村の食堂)の一角のテーブルの上に重ねてある。
 普段はあまり料理を担当していない妻も、今日の夕方から「昆布巻き」を作り出した。
 なぜか、毎年、「昆布巻き」を作るのは妻の役割になっている。
 僕も、明日から時間を見つけて、客間などの布団乾燥をする予定だ。
 これも毎年、僕の役割になっているから面白い。
 ロビー前の展示コーナーも、つい先日まではクリスマス飾りだったが、今日、帰宅してみたら、お正月バージョンになっていた。
            
 「だれが、活けたの? なかなかの活け方だよね。」
 「ジュンコちゃんだと思うよ。上手いよね。何となく基礎があるって活け方だよね。」
 「う〜ん、確かに・・」
 そんな会話をヨシコさんとして、食事が終わったあとに1階に下りて玄関ホールに行ってみたら、ジュンコさんが玄関正面にも花を活けていた。
          
 「2階のもジュンコさんが活けたの? いいねぇ〜、凄いねぇ〜、基礎が身に付いてるって活け方だよね。」
 「子供の時に、通わされたから。嫌で泣き泣きやった時もあったけどね。」
 ジュンコさんは、そんなことを言っていた。
 その子供の頃に泣き泣き習ったという流派を知りたくて、何となく「草月?」と聞いたら「そう、草月だった・・」と言っていた。
         
 余談だが、習い事や修行には「嫌々とか、泣きながら」というのが定番だ。
 だから基礎が身に付くと、僕は最近思っている。
 子供のその時々の「嫌々とか、泣きながら」に、親が簡単に負けてしまうから、子供が育たないのではないか。