今日は、6月の最後の日だ。
今年も折り返し点になってしまったと、時の流れの早さをつくづく感じてしまう。
会の新聞「けんさん」6月号を全国に発送して、ちょっと一息ついていたら、もう次号の編集に頭を切り換えスタートしないといけない時期だ。
毎月第2土曜日に我が家・多摩実顕地で開催している「産直農産物大市」も、6月度も好評のうちに終わったと安心していたら、7月度開催まであと2週間。
昨夜から、それの準備研鑽会を毎日夜8時からやり出したので、極力出席しようと帰宅時間を調整している。
◇夏越の祓(なごしのはらえ)
先ほど、テレビをみていたら、 6月の晦日は1年の前半の最後の日で「夏越の祓(なごしのはらえ)」という神事の日だと言っていた。
本来は旧暦の6月末のようだが、最近では新暦でもこの伝統行事を行う神社があるらしい。
僕はこの神事を知らなかったし、何となく「夏越の祓(ナゴシノハラエ)」という語呂が、声を出してみると心地良かったのでネットで調べてみたら、次のような記載があった。
*「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と厄除けを祈願します。由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡るそうですが、日本各地の神社で行なわれている伝統行事です。
さらに半年後の12月末には、同様に厄除けをする「年越の祓」があります。この二つは対になる行事で、心身を清めてお盆や新しい年を迎えるためのもの。大晦日の年越し行事のような派手さはありませんが、「夏越の祓」も大切な節目の行事とされています。
現在の暦では6月はまだ夏の初め、あるいは夏の直前の月のように感じますが、旧暦の時代の6月は夏の終わりの月とされていましたので、この月の終わりに行われる大祓えは夏を過ぎ越える日の大祓えという意味で「夏越の祓」と呼ばれました。
◇駅ナカで買った古本文庫
電車の中で読む本が何もないと思いながら、でも夜の8時からの「産直農産物大市」の準備研鑽会に合わせて、それまでに食事も済ませたいので、書店に寄らずに帰宅の途についたら、何と、駅ナカで「古本市」をやっていた。
「よし、5分だけ・・」と思って見つけたのが、笹本稜平の文庫『未踏峰』。
笹本遼平の山岳小説は、映画にもなった山小屋の人々を描いた『春を背負って』と、ヒマラヤを舞台にした『還るべき場所』を読んでいる。
「まあ、笹本遼平の小説なら外れはないだろう」と、文庫『未踏峰』を買う。
300円也。