◇Eテレの『先人たちの底力 知恵泉』が面白い
現代人の課題や関心事項を、歴史上の人物の知恵と行動から探っていく番組『先人たちの底力・知恵泉(ちえいず)』を、昨夜も観た。
昨夜、取り上げたのは榎本武揚の「負けても生き残れ!」
昔、会社勤めをしていた頃、函館出張のついでに五稜郭を見学したことがあった。
「この城が、有名な五稜郭なんだ」と、その美しさに驚いたことと、榎本武揚が幕臣として新政府軍に最後まで抵抗した場所が「このなのだな」と思いを馳せながら、高台に登って周りを見回したことを思い出しながら番組を観た。
確かに、榎本武揚ほど波瀾万丈の人生を送った人物も少ないだろう。
幕府の旗本の家に生まれ、幕府に派遣されてオランダ留学。
帰国したときには、将軍・徳川慶喜による大政奉還の後。
江戸城の無血開城に抗し、艦隊を引き連れ蝦夷地へ。
新政府軍との箱館戦争で敗れて、自害しようとするが、官軍総参謀・黒田清隆に止められ、以後は明治政府の高官となる。
留学で身につけた国際法、経済学、さらに蘭・英・仏・独の各国語などを駆使して、明治新政府の中で活躍するのだ。
ロシア帝国との領土問題の特命全権公使、逓信大臣、農商務大臣、文部大臣などを歴任している。
なぜ黒田清隆は、敵の大将である榎本を生かそうとしたのか。榎本は、なぜそれを受けて重要ポストで活躍できたのか。その榎本の生き方は・・・と探っていた。
メンツや感情、敵、味方を超えた「国づくり」を第一義とした先人達の生き方。
なかなか見応えのあった番組だった。
◇明日の午後から三重に出張
モンゴルの友人たちが参加している研鑚学校が明後日の30日で終わる。
そのことで、明日の午後から三重に出張だ。
それまでに、現在、手がけている機関紙「けんさん」2月号の編集に、おおよそのメドを付けたいと昨日から取り組んでいる。
何点かの原稿と写真が届いてないが、今日はやれるところまでやって帰宅。
後は、今晩送られてくるのを待って、明日の午前中に何とかしたいと思う。
◇春の楽園村チラシ
3月末に開催される「春の楽園村」チラシが完成した。
事務局のカヨコさんが、全国の実顕地や供給所に発送準備。
◇カウンターに菜の花が
庶務のフミコさんが、今朝、カウンターに菜の花を飾ってくれた。
「春が近いなあ〜」と感じて、ちょっとウキウキ・・。
◇夜は多摩実顕地の研鑽会
来月中旬に開催予定の多摩実顕地「村づくり研鑽会」の準備研鑽会に出席。
どんな研鑽会にするか、準備しようと寄る。