案内所の庶務をやってくれているヒトミさんから、「今年も、お姉さんの版画が町田の美術館に展示されているから、観に行って!」と言われていた。
開期終了は21日。
昨年12月にも観に行って、繊細な銅版画の作品に驚き感心したので、今年もぜひ行ってみようと思っていたので、町田市の市立国際版画美術館へ。
美術館は、町田駅から歩いて15分ほどの芹が谷公園内の森の中にある。
昨年、聞いた話によると、ヒトミさんの義理のお姉さんは、50代になってからどうしても版画の勉強がしたくて、武蔵野美術学園に入ったらしい。
今回、展示してあったのは120×60cmの銅版画。
題は『揺らぐ大地』
テーマは、3・11の震災原発事故の様だ。
緻密な細部の描写に迫力を感じる。
聞くところによると、この作品は当館・市立国際版画美術館に収蔵されるらしい。
何歳になっても学ぼうとする気持ちと姿勢、そして社会的テーマの表現が作品に現れ、版画美術館収蔵に結びついたのだろう。凄い。