NHK・Eテレ〝幸福学〟白熱教室

 金曜日、今夜のEテレの11時から、「幸福学」白熱教室をやっていた。
 「幸福学」というのは最近の学問だと言う。
 先進国の中で、幸福度が低いといわれる国のひとつ、それが日本。
 戦争もなく物質的に豊かな日本人が、なぜ十分な幸福を感じられないのだろうか。
 そんな投げかけで、今日の第1回テーマは「お金はあなたを幸せにしますか?」
         

 このテーマで、エリザベス・ダン博士(カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学)が講義していた。
 なかなか考えさせる内容だった。
 メモしていたのをちょっとだけ記しておくと、

◇幸福になるため(幸福を感じるため)のお金の使い方。
 その1:経験を買う。
   物質的満足と幸福度は同じでない。
   物を買うより、経験を買え。
 その2:ご褒美化する。
   贅沢が続くと感謝を忘れる。
   いつでも手に入ると思うと、幸福を感じない。
   いつでも行けると思うと、行きたいと思わない。
   消費を控えたり、節制することで、贅沢を中断して、とっておきのこととして、
   ご褒美化した方が幸福度を増す。
 その3:他者へ投資。
   与える喜びは人間の基本的要素。
   自分の事をするより、人のためにすることの方が喜びを感じる。
   自分のためにお金を使うより、人のために使った時の方が幸福を感じている。