◇福島県浜通りが「震度５強」の地震
昨夜というか今朝というか、深夜の２時頃、地震の揺れで起こされた。
揺れ方といい、揺れの時間といい、心配になってTVを点けると、福島県が震源地で、いわき市が「震度５強」との速報。
東日本大震災による原発事故で、いまだに避難生活を余儀なくされている地域が「震度５弱」から「震度４」である。
さぞかし、「またか！」と驚いたことだろう。
ほんとうに、いつ、どこで地震が発生するか分からない。
ずっと昔から、僕ら日本人はそんな中で生活しているのだが・・・。
◇東京都の「危険度調査」
東京都が震度５〜７度の地震発生した時の「地域危険度」を、５段階評価して今週公表した。
新聞では詳しい地域ごとの数値が出ていなかったので、僕は、東京都のHPを検索してしまった。
高田馬場の案内所がある「新宿区高田馬場２丁目」は、 建物倒壊危険度、火災危険度、共に５段階評価の３ランク。
我が家・多摩実顕地がある「町田市忠生２丁目」は、１ランクと公表されていた。
ウ〜〜ム？？？ 高田馬場は５段階評価の３ランクだ。
これを、どうみたらいいのかなあ〜 ？？
案内所が入っているビルは、戦後の高田馬場開発で一番最初に建ったビルだと聞くし、東日本震災の時にもかなり揺れて、壁には亀裂も入ったし・・・。
しかし、町田は１ランク。安心とみていいのかなあ〜？？
でも、 東日本震災の時には、固定を怠っていた僕の部屋の本棚は倒れたし、液晶TVも倒れて壊れた部屋もあったよなあ〜？？
どこにいる時に「地震発生！！」となるか、それも分からないし・・？？
待てよ。
先日の２０２０年オリンピック開催地を決定したIOC総会で、
安倍首相は「福島原発事故は完全にコントロールしている」と明言したけれど、
「日本の地震予知は完全に把握できるし、もしも発生したときの、安全な避難とその対応は完全にコントロールできる段階にあります」とは言わなかったなあ〜？？
なぜだろう〜？？
日本は地震国だってことを、IOC委員だって知っているだろうに・・？？
そのことは、IOC委員からは表だって心配の声が出なかった。
原発事故処理の疑念の質問が出たから、首相は「完全にコントロール」と答弁した。
もしも、地震対策についても質問が出たら、「完全にコントロールできる」と言ったのだろうか。
福島原発の首相発言については、いろいろ疑問視する意見も出ているけれど、どうして「首都直下型地震」に首相が触れなかったのかは、誰も話題にしていない。
なぜ、だろうか・・？？
そんなことを、しばし考えてしまった。
