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◇昨夜、
 三重のヤマギシの村・豊里実顕地を8時少し前に、車で出発して、心配していた箱根付近の降雪もなく、道路の渋滞もなく、我が家・多摩実顕地には深夜の12時40分に到着した。
 
◇今朝の東京地方は、一番の冷え込み。
 月曜日に降った雪が、道路脇や家々の間や公園の木立の中に、まだ積もって残っている。
 案内所に着いてから、ゲレルマさんに電話したら
 「モンゴルの農場も、今年は大雪で、家畜を移動させる道を作るために、毎日、ガンゾルグは雪掻きが大変だといっているよ。」と言っていた。
 例年にない寒さは、日本だけでなく、モンゴルにも襲っているようだ。
      
 この写真は、以前にガンゾルグから送られてきたものだが、夏には緑豊かな農場が、今はこのように、厳寒と雪の世界なのだろう。
 

◇夜は定例の「男の研鑽会」
 今日の月一回の定例の「男の研鑽会」は、今年初めての集まりだ。
 風邪を引いたり、体調を崩したりしている人もいて、今日は8人の研鑽会だった。
 今年のヤマギシ会の活動テーマで研鑚した。
           

 3月末で退職して福岡に帰るHさん、歯科開業医を辞めて病院の食堂で働くKさん、定年退職後も特殊技術を活かしてベトナムの火力発電所建設に出発するHさん、1年半後の定年を期に京都に帰りたいというYさんなどなど、結局は話題は退職後の自分の生き方になった。
 「新しい人生をスタートするという意味では、このテーマの〝さぁ、はじめよう、ここから未来へ〟は自分にピッタリだ」
 「退職後は、どう、自分のモチベーションを維持し続けられるかが問題だ」
 「今までの仕事を辞めて、第2の人生を歩み始めたとき、最初は非日常でモチベーションが維持できていたが、日が経つにつれて日常性に変わっていくと、モチベーションが下がり出す。そこが問題だ」
 「会社に勤めていた時は、専門のことだけに興味があったが、辞めてみて始めて、世界経済や世界情勢がどのような仕組みで動いているのかに興味が出てきて、それらの文献も読みたくなった。その時、自分が始めて〝会社人間〟から〝社会人〟になったと実感した」などなど。
 それぞれが、それぞれの人生を歩み、そして「ここから、どう次の人生に歩み出すか。」
 そんなことを、考える研鑽会だった。