孫の1歳の誕生祝いに三重に行く

 長男家族は三重のヤマギシの村・豊里実顕地にいる。
 その家族に子どもが生まれたのは昨年の8月4日。もう1年になる
 僕は毎月定例の研鑽会で豊里実顕地に出張しているので、その度に会っているが、妻は生まれた時と、その後、三重での研鑚学校の帰りに寄って会ったくらいで、大きく成長した孫をみていない。
 そんな事もあって、「一日休みが取れたので、ぜひ孫に会いたい。一緒に車で付き合ってほしい。」と、強い強い要望があって、2日、案内所の留守番をフミコさんとサユリさんにお願いして、妻と三重に出かけた。
 2日朝3時に起きて、3時20分に我が家・多摩実顕地を出発。
 早朝の快適なドライブで、途中2ヶ所のSAで休憩し、嫁と約束していた8時ちょうどに豊里実顕地に到着。
 真夏の朝の豊里実顕地は「セミ」の大合唱。それはそれは凄い音だ。陽ざしも強い。
 春には満開の桜花で楽しませてくれた樹々が、夏にはセミの天国の様だ。
      

 僕は毎月会っているのだが、それでも孫の成長は著しい。
 もう一人歩きができる寸前。つたえ歩きなら喜んでどこまでも歩く。
         

 妻は、会う人会う人から「お孫さんに会いに来たの、良く来たね。良かったね。」と喜ばれる。実顕地のみんなのそんな声かけから、孫はみんなに見守られて、可愛がられて暮らしているのが感じられる。
 妻はもちろん成長した孫に会えて大満足。
         
 
 昼食は一緒に食べて、その後、僕は、孫と遊ぶのは妻に任せ、先日モンゴルから来日してきた研修生の友人に会ったり、早起きの寝不足解消に昼寝をたっぷりしたり・・・。

 夕方、近くに新しく開店したという「農場レストラン」に、嫁が予約をしてくれていて、嫁と孫と4人で出かける。
 残念ながら孫の父親の長男は、研鑚学校の係役で不在だったが、4人で2日早い「誕生祝いの食事会」をする。
 古民家を移設してレストランにしたというだけあって、人を惹き付ける店構えだ。
      
 看板もなかなか凝っている。
      

 お客さんも若い家族やカップルが多い。
 野菜を中心に料理したメニューはバイキング方式。離乳食も用意できると言うから、顧客対象も健康志向の若い家族なのだろう。
 こんなお店というかレストランが流行るのか、なにがコンセプトなのだろうか、値段と使っている食材はどうだろうか等々、ちょっと職業的視点で店内を観察してしまう。
 嫁は孫に離乳食をとったが、孫はそれに満足せず、一般食で食べられるような物を選んで腹一杯食べて、僕たち同様大満足。
        


 嫁と孫を実顕地に送って、夜7時15分に東京に向けて帰途につく。
 夕闇の中に浮かぶ満月がきれいだったので、出発前に写真を1枚。
      

 新東名は事故が発生していたので、従来の東名を通って、我が家・多摩実顕地に12時半過ぎに無事到着。
 ちょっと強行軍ではあったが、妻と孫の喜ぶ姿をみることが出来たことを良しとして、風呂に入って疲れを癒す。