帰国前夜は多摩実顕地で食事会

 今月6日に来日したモンゴルからのお客さん・ガンゾルグ夫妻も、滞在2週間が過ぎ、20日・明日で帰国する。
 そんなことで、今日の夕食は我が家・多摩実顕地に招待した。
 偶然にも、モンゴルから仕事で来ていたバッダサイハン夫妻も明日帰国だと聞いたので一緒に招待する。
 このバッダサイハンさんは、モンゴル第2回特講を受講したバヤルサイハン君のお兄さんで、製鉄所の電気技師だ。
 彼は、3年前、モンゴルに初めて僕たちが訪問した時に、モンゴル第2の都市・ダラハンからウランバートルに帰る時、旅の無事を祈念して、ダラハンの街外れにある彼の勤める製鉄所門前でシャンペンを開けて乾杯し、見送ってくれた。

 今日の食事メニューは「すき焼き」だ。
        
 ガンゾルグ夫妻もバッダサイハン夫妻も、肉を腹いっぱい食べれくれたし、意外にも野菜も美味しいと食べてくれた。最近はモンゴルでも健康志向で野菜を食べるようになったと、2人の夫人は言っていた。

 食後はロビーで、しばし懇談する。
        

 彼らは、明日の今頃はマイナス30℃のウランバートル
 つくづく人間って凄いなあって思う。
 マイナス30℃であろうと40℃であろうと、そこに順応して生活をする。自然のどんな過酷な条件でも、それを受け入れ生きる営みをづづける。世界にはもっと暖かい、人間が住みやすい気候条件の地があるのにだ。
 どんな環境でも受け入れて生きる人間の不思議さ・・・。