モンゴル滞在・3日目

◇来日研修教育を午前中に終了する。
 これで僕の担当分は完了し、あとは日本語教育をマサコさんにお願いして、僕は明日帰国だ。


◇午後から、ウランバートルから北に60Km先にある農場に向かう。
 今回のモンゴル訪問では、日程的にも農場まで行く時間がないだろうと思っていたが、建設が中断していた特講会場も工事を再開したし、家畜も子供を産んでいるので、農場まで足を延ばしたらどうかとガンゾルグ君がいうので、出張の目的も終ったことだし、出かけてみた。
 ウランバートルの郊外に行くと、まだ雪が残っているが、その中で羊やヤギが雪の解けている箇所を探して枯草を食べている。
       
       

 農場付近も思ったより積雪が少ない。
       

 農場の家畜小屋の周りに着くと、子ヤギや子羊が今日一日で十数匹が産まれたという。産まれたばかりの子ヤギがよちよちと歩いていた。
        

 建設を再開した特講会場は、内装工事をしていた。
       

 家畜小屋に戻ってみると、夕方になったのでヤギや羊が戻ってきた。
       
       
 ヤギの目は、ほんとうにやさしい。
       


◇この農場がある市は「バヤンチャンドマン市」。
 市長が昨年ヤマギシの村を参観している。そんなことで、市役所を訪問して市長に挨拶をする。
       


◇夕方6時過ぎにウランバートルに戻る。
 ホテルの近くで食事をしていたら、第一回特講を受講したオトゴーさんが子供を連れて会いに来てくれた。
 オトゴーさんは今年に入ってから子宮がんの手術をしたと聞いていたので心配していたが、手術も無事終わって思ったよりも元気な姿に安心。
 そして、わざわざ会いに来てくれたことが嬉しかった。


◇ホテルに戻り、明日帰国の準備をする。
 今回のモンゴル出張は、移動を除くと滞在が3日間だ。
 会う人ごとに「なんで、そんなにあわてて帰るのか」と言われたが、出張目的も無事終わったし、予定していなかった農場にも短時間だが訪問が出来たし、さらに、会いたいと思っていた人にもほぼ会うことが出来たことに満足。


◇今日は、このブーツが活躍
 モンゴルの冬は、やっぱりブーツだ。
 このブーツは、1月末にモンゴルに来たカトウさんが使って置いて行ったもので、それを今回僕が借用した。
        


◇明日の朝、日本に向かう。