◇昨日は一日中、台風12号の進路動向を気にしながら過ごす。
土曜・日曜とヤマギシ会の研鑽会が三重で開催予定にしていたので、台風の動向によっては開催延期をしようと、案内所でサユリさん、ユキエさんと相談したり、各地の出席予定のメンバーと連絡を取ったり、そんな一日だった。
結局、午後２時頃に「延期」と決定して各地に連絡。
「“やめる”と決めると、あとで“意外にたいしたことなかったね”って、なるんだよね」
そんな会話をしながら、でも「あえて、台風に向かって集まるというのもどうか」となった。
夜も東京はそれほど雨も降らなかった。
今朝も起きてみたら、予想に反して雨は降ってない。
「三重まで行こうとしたら行けたのかも・・」と思いながら、パソコンを開くと、中央高速も何ヵ所かは雨で、伊勢湾岸道路は横風で、東名高速の由比は高波で、それぞれ通行止めになっていた。
◇蛇足になるかも知れないが、
内田樹の「武道的思考」によると、「武道の目的は“生きの延びる”こと。傷つけられ、生命力を失うリスクをどれだけ切り下げるか、そのシンプルな目標に全身全霊を集中させる。それが武道的な構え、武道的にふるまうこと」とあった。
それを考えると「何もできないではないか」と思ったりするが、しかし、判断に迷った時など、最終的には、この武道的ふるまいが必要なのかも知れない。
そんなことを考えながら、「今朝、三重に向かっていたら高速で立ち往生、雨や横風の危険もあったよな」と、昨日の研鑽会延期を妥当な判断だったと、一人で納得するNAOJI〜SANである。
