新年を迎える準備をみんなで楽しくする

 31日、大晦日だ。我が家・多摩実顕地では、それぞれがやれるところに入り合って新年を迎える準備をする。
 生産物の供給の業務に携わっているメンバーは、今日も生産物を活用していただいている人のところへ届ける仕事をやっている。それ以外のメンバーは、正月に向けての準備だ。おせち料理を作ったり、来客を迎える準備をしたり、お掃除をしたり、お花を飾ったりと、それぞれがやれるところをやる。
 私も案内所業務は昨日で終わったので、今日は朝から布団の乾燥をした。客間はもちろん、各人の布団も、乾燥を希望する人の布団は、屋上にある乾燥機にかける。ここ数年、何となく年末の私の担当になっている。
 午後は、ソバ打ちだ。大田原農場で関東の男性会員が夏に種をまき、秋に収穫したそば粉で、今日の年越しそばを打った。約40人分の年越しソバである。約5Kgの粉を打つ。
 その横で、女性陣はおせち料理を作っている。毎年のことだが、これが多摩実顕地の年末最後の日の風物詩である。



 打ちたてのソバの香りに満足し、紅白歌合戦が終わるころに、近くの神社に出かけ、2011年・新年を迎える。