「高田馬場駅前には名物・立ち食いソバ屋があった」となる

 僕の職場の東京案内所があった高田馬場駅で、昨日、都心に出掛けたついでに久々に降りた。
 東京案内所は、昨年5月に町田に移転したのだが、長いことお世話になった馴染みの駅前。

    

 実は、その駅前にある高田馬場名物の「立つ食いソバ屋」さんが、今月で店仕舞いと聞いたのは、今月の初め。「営業中に、もう一度、あの味を・・・」と思って途中下車したのだ。

    

 早稲田口の改札口を出て、早稲田通りを渡ったところに、カウンター立ち席8つの「立ち食いソバ・高田屋」がある。朝から昼間は「立ち食いソバ」で、夕方から夜は「寿司屋」なのだ。

    

 ここのソバつゆの味が好きで、元気なおばさん(なぜかライトブルーに染めた髪)もいて、僕も時々お世話になった。
 お店の入り口に、閉店のお知らせが貼ってあった。

    

 46年に幕を閉じると書いてある。

    

 暑いけれど、最後に食べるのはやっぱりこれだと思って「天ぷらソバ」を注文して「今月で終わるんですね?」と言ったら「区画整理だって、仕方ないよ」と・・・。
 かき揚げと刻みネギが載った「天ぷらソバ」がこれだ。

    

 じっくり、味わって、おばさんに「お世話になりました」と声を掛けて店を後にした。

 僕と同じように、閉店と聞いて来たお客さんも2人ほどいて「おばちゃん、元気でね」と・・・・。

 高田馬場駅前は工事中が多く、新しいホテルもでき、駅前風景が変わりつつある。

今日はもう27日という7月の月末だ

 朝、道を歩いていたら朝顔がきれいに咲き誇っていた。

               

 最近、猛暑が続きながらも、突然強い雨が降り出したり、安定しない気候。
 TVや新聞のニュースも、この気候も、「どうなっているのかな?」と思ってしまう今日この頃だ。

 

◇今日は「スイカの日」だと知らなかった
 TVキャスターが今朝、「今日はスイカの日です」と言っていた。
 ファーム町田店の店頭にも、千葉県のヤマギシの村・成田実顕地からスイカが届いて並んでいる。

               

 7月27日がどうして「スイカの日なの?」と思っていたら、スイカの特徴である縦の縞模様を綱(つな)に例え、7月27日を「なつのつな」(夏の綱)の語呂合わせで制定され、「スイカの日」になったという。

 

◇昨夜は月一回定例の「男達のZOOM研鑽交流会」
 今回ZOOMに集まったのは、いつもの常連メンバー9名。
 関東だけでなく、オンラインのメリットで、今回も九州・奈良・金沢・滋賀・名古屋・栃木など全国的メンバーのZOOM研鑽交流会だった。

               

 毎回、─「この1ヵ月、こんな事があった、こんな事をした。その中で、やってみて思ったこと、気付いたこと、発見したこと、感動したこと等を出し合いながら交流する」─のだが、昨夜は「自分にある捨てられないもの」そんな話題から始まって、結構深いテーマを含んだ話題が出ていた。
 「捨てられないもの」って、「物」だけだろうか、「物でない〝もの〟」もある。
 自分の持っている常識や観念、それも「捨てられない〝もの〟」ではないのかと、面白い事例もいっぱい出て、有意義な研鑽的2時間だった。

 

朝井リョウ著『正欲』を読むが、一読では消化不良
 先日、町田駅ビルの紀伊国屋書店に寄って、特に目当ての書籍があるわけでもなかったが、平積みされている新刊の中で目に止まったのが、帯に赤い字体で「2022年 本屋大賞ノミネート」とある書籍。

               

 本屋大賞とは「全国の書店員が選んだ いちばん! 売りたい本」とキャッチコピーにあるように、作家や文学者が選考委員になっている芥川賞直木賞などとは違った、全国の書店員の投票によって選ばれる賞なのだが、それに選ばれた作品を読んで、僕は裏切られたことがほとんどないので、僕の読書本選択の参考にしている。

 この「朝井リョウ」という作家の本は、僕はまだ読んだことない。どんなことを書く作家なのだろうと思いながら、手に取って冒頭の6ページを立ち読み。

 ──たとえば、街を歩くとします。すると、いろんな情報が視界に飛び込んできます。──と始まる冒頭の6ページ。
──昔は、その情報のひとつひとつが独立していました。たとえば、電車の壁にずらりと並んでいる英会話を学ぼうとかダイエットをして健康になろうとか、そういう前向きな雰囲気のメッセージたち。子どものころ、それらはあくまで、「英会話を学ぼう」「健康になろう」と、各々が独立した主張をしているように見えていました。(……)あのころは、街を歩くだけで飛び込んでくるあらゆる種類の情報を、あくまで、あらゆる種類の情報だな、と思うまででした。
 だけど、私は少しずつ気付いていきました。一見独立しているように見えていたメッセージは、そうではなかったということに。世の中に溢れている情報はほぼすべて、小さな河川が合流を繰り返しながら大きな海を成すように、この世界全体がいつの間にか設定している大きなゴールへと収斂されていくことに。
 その〝大きなゴール〟というものを端的に表現すると、「明日死なないこと」です。 目に入ってくる情報のほとんどは、最終的にはそのゴールに辿り着くための足場です。(……)それはつまり、この世界が、【誰もが「明日、死にたくない」と感じている】という大前提のもとに成り立っていると思われている、ということでもあります。
 そもそも「明日、死にたくない」とは、どういう状態なのでしょうか。──

 こんな問いからの小説って、どんな内容なのだろうか?
 「朝井リョウ」って、どんな作家なのだろうか?
 そんな興味が湧いて購入して読んだ本だった。
 物語の展開に引き込まれて、一気読みに近い形で、昨日、読み終わったのだが、一読しただけでは、あまりにもテーマが重く読後感想が書けない。
 「多様性」が肯定され、声高に叫ばれる世の中になってきている今、それなのに、その「多様性」の枠からもはみ出されている「多様性を持つマイノリティな存在」。そこに生きている人達の、生きる葛藤の物語なのだ。
 「みんな違って、それでいい」などと、安易に口にしていた僕の常識をジワジワと「??」と問いかけ、「多様性のある社会=誰もが生きやすい社会」という概念なども「お前が思っている多様性って何?」「ほんとうに、そう?」と問いかける重い重いテーマ。
 ちょっと時をおいて、もう一度、じっくりと咀嚼しながら読み返したくなる、不思議な魅力を含んだ小説だった。

蓮の花がきれいな・今日のおしゃべり

 3日前に見たタウンニュースに、わが家から徒歩で15分ほどの所にある「大賀藕絲館(おおがぐうしかん)」で、今日と明日に「蓮まつり」を開催するという記事を読んだ。
 「蓮まつり」の開催時間は朝7時~11時。
 早速、早朝6時半頃、散歩を兼ねて行ってみる。

     

 この「大賀藕絲館」というのは、なかなか読めない漢字。
 どんな施設かというと、昭和50年代に当時の町田市長が、障害のある人達の働く場所として開設し、大賀ハスの茎にある、蜘蛛の糸に似た細い糸(藕絲)を使った織物や紅花入りのすき紙、蓮の花托のコースターなどの製品を作って販売している。
 実際に蓮の花が咲いている蓮田は、そこから徒歩で15分ほど奥の小山田神社の周りにある。

     

     

 見事に咲いていた。

     

     

     

     

     

 「大賀藕絲館」の庭では、「ハスの実おこわ」や「ハスの実味噌」「ハスの実シフォンケーキ」やハスの織物や小物が販売されていた。
 僕は、珍しい、食べたことがない、きっとわが家のみんなも食べたことがないだろうと「ハスの実おこわ」を3パック買って帰った。

     

        

 来場者に無料で配っていたのが、素敵な「ハスの花托(かたく)の銘々皿」
 花托とは、ハスの花が枯れて、茎が分厚くなった部分で、その中の実を取ったものを言うのだが、その花托をプレスして作ったものだ。

 表の模様は

     

 裏の模様は

     

 

 因みに、ここに咲いているハスの花は、大賀ハス(オオガハス)」と言って、昭和26年、千葉県にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)である。

     

     



 

蜜蜂さんからのプレゼント

 前にもブログに書いたが、カワハラさんが耕作している畑・ワンダーファームの土手に、使われなくなった餅つきの木臼の中をくり抜いた「蜜蜂の家」が設置されている。
 こんな物を「蜂蜜の家」にするあたりが、カワハラさんの面白いアイデアだ。
 このカワハラさんのアイデアに、蜂蜜はまんまと引き寄せられて寄ってくるのが面白い。

               

   この特製「蜜蜂の家」から、前回始めてハチミツをいただいたのは、昨年12月。
 昨日、「きっと、ハチミツがいっぱいになって溜まっている」と、カワハラさんと2人で、暑い中、ネットの帽子を被り完全防護して「ハチミツとり」をする。
 木臼を横にして、蜂さんに「ゴメンナサイね。いただきますよ」と、中の蜂の巣を取り出す。

               

 蜜が滴っている。

              

 慎重に・慎重にバットに・・・。

              

  
 いただいた蜂の巣を持ち帰って、絞り器に入れて自然抽出。

              

 ゆっくりゆっくり流れ出す蜜を、コーヒー瓶に。

              

 三重県ヤマギシの村のアカマツさんから「ムリに搾らず、ゆっくり2日間くらいかけて抽出した方がいいよ」という助言を守って、コーヒー瓶に溜まるのを待っている。

 12時間たって溜まったハチミツ。

              

 待ち遠しいが、明日の夕方まで待とう。
 そして、みんなの「夏バテ予防」にいただくとしよう。
 蜂蜜さん、ありがとう!

 実は、今回の取った「蜜蜂の家」の隣りに、もう一つ木臼の中をくり抜いた「蜜蜂の家」をカワハラさんは設置したのだが、そこにも蜂蜜は出入りし始めたのだ。
 またまた、期待が膨らむ・・・。

今日は7月16日、今日も雨

 7月末に梅雨明け宣言があって猛暑が何日か続いたが、ここに来て天気はハッキリせず、梅雨末期のような大雨が全国的に続いている。
 東京も、昨日も今日も時折雨脚の強い豪雨を繰り返している。
 そんな中、駐輪場脇の花壇には、今年も「パイナップルリリー」が咲き出した。そして隣にはオニユリが咲いている。

               

               

 今週は水曜日と木曜日は、三重県ヤマギシの村・豊里実顕地に出張だった。
 タケイさんとイナダ君と3人で車で行って東名高速を走ったが、今回も行きも帰りも富士山の勇姿を観る事は出来なかった。残念・・・。
 出張から帰った翌日の昨日。
 出張に行く前に予約していた新型コロナの4回目のワクチンを打った。
 1回目から3回目と同様、4回目もファイザー
 打った肩が痛いだけで熱は出ていない。
 でも、気にしていると何となく身体がだるい感じもする。

 

◇いま、ハマっているTVドラマ
 7月4日から3週連続で、月~木曜日の夜10時45分~11時に、星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」をやっている。

               

 「ショートショートの神様」と言われる星新一。SF短編小説を中心に生涯にわたり発表された作品は1000編を超えるという。15分という短時間で展開される予測不可能なストーリーがいい。
 まだまだ放送が続くし、NHKプラスでも観る事が出来る。
 星新一ファンにはお勧めの番組だ。

 

◇手元にある本を読み返している
 最近、新聞書籍広告を見ていても、読みたいなって思う本がない。
 歴史小説も好んで読んでいたが、ウクライナソ連が侵攻して以降、結局は領土拡大(奪い合い)の物語で五十歩百歩的感覚を感じてちょっと冷めてしまう。
 いま、NHKで放送されている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もそうだと思いながら観ている。
 いよいよ、源頼朝が死んで、御家人達の欲望からの欺し合いの展開になる。
 時代が変わっても、人間の欲望はいつの時代にも繰り返されて歴史が流れている。

 そんなことで、最近は古い作品をメルマガで取り寄せて読んでいる。
 遠藤周作の『深い河』や、6月のNHK「100分de名著」が取り上げた安部公房の『砂の女、そして、いま、手にしているのが、丸山健二の『千日の瑠璃』

               

 1966年の文庫だ。
 不思議な作品だ。1ページに1話を「私は風だ」「私は闇だ」「私は鳥籠だ」「私はボールペンだ」などと、1000日かけて書いている。
 僕も投げ出さずに、1000日かけて読んだらいいのかも知れない。

会の機関誌「けんさん」7月号が完成

 今日は月曜日。
 朝から蒸し暑く、日中は陽射しも強く、暑さが厳しい。
 今日の新聞やTVのニュースは、安倍元総理襲撃事件とその犯人のこと、昨日の参議院選挙で自民党が圧勝した記事で埋まっている。
 今週は、三重県ヤマギシの村への出張予定も入っていて、ちょっと忙しくなりそう。
 
◇「けんさん」7月号が完成
 ヤマギシの1週間の合宿セミナー「特講」を、8月13日から埼玉県のヤマギシの村・岡部実顕地を会場として開催する。
 それに向けての会の機関誌「けんさん」を発行し、開催1ヵ月前には全国の会員宅に届けたいと思って編集していた7月号が、9日の土曜日に印刷屋さんから届いた。

     

 紙面を作ってくれたヒデコさんにも、そして印刷屋さんにも無理を言っての超特急の依頼となってしまった。

     

 早速、昨日の日曜日、案内所に7人が寄ってくれて、タックシールを打ち出したり、封筒詰めをしたりの発送作業をした。
 案内所から発送するのは、東北・関東ブロックの会員宅。
 先ず、集まったメンバーで出来上がったばかりの「けんさん」に目を通して・・・。

     

 作業開始。

     

 10時過ぎから始めて、午後の2時には終了。
 封筒詰めしたのを、今朝、郵便局へ。

7月7日のおしゃべり・蓮の花が咲き出した

 今日は7月7日、七夕だと今朝、気づく。
 そう言えば、昨日の新聞の朝刊にも夕刊にも、歌人俵万智さんの話題が載っていた。「そうか、昨日は7月6日だったんだ」とそれに納得。
 1987年に刊行された俵万智さんの歌集『サラダ記念日』のサラダ記念日は7月6日。

               

    朝刊には、短歌とAIの話で、 学習したAIに上の句を入力すると、AIが下の句を出力するらしい、万智さんの6冊の歌集を学習させたAIが、万智さんが詠んだ上の句に、無数の下の句を生成するらしい。
 AIが短歌を詠むことについて、万智さんの面白い感想が載っていた。
 夕刊では、口語調で詠んだ短歌が社会現象を巻き起こしたことなどが載っていた。
  「この味がいいね」と君が言ったから7月6日はサラダ記念日
  「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
 そして、コロナ禍でいま共感を集めているのが
  「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

 

◇会の機関誌「けんさん」7月号
 6月半ばから月末まで研鑽学校に入っていて、終わってすぐに会の機関誌「けんさん」の編集。昨夜で何とか紙面ができて、今朝、印刷屋さんにデータを送ることができた。

               

 今回の「けんさん」は、8月13日から開催されるヤマキシの一週間の合宿セミナー「特講」に向けての特集なので、何とか1ヶ月前には全国の会員宅に届けたいと思って、紙面づくりのヒデコさんにも無理を言って超特急の編集となってしまった。
 昨日午後、校正がほぼ終わって、これで最終データを印刷屋さんに送れると思っていたら、写真の入れ換えの意見。
 ヒデコさんが印刷屋さんへの入稿準備を途中でストップしての変更。夜9時過ぎ、ヒデコさんが頑張ってくれて、何とか更新紙面ができて、今朝、印刷屋さんへ入稿できた。
 今回はだいぶヒデコさんに負担をかけてしまったと反省。

 

◇花を愛でる
 6月半ばからからの研鑽学校と機関誌「けんさん」の編集で、いつも楽しみにしていた、我が家から車で15分ほどのところにある、僕が四季折々に花々を楽しむ薬師池公園に、ちょっと行けなかった。
 「今年は、アジサイも花菖蒲も見なかったなあ~」と思い出して、溜まっていた事務仕事も一段落した夕方、行ってみた。

               

 なんと、蓮池には「蓮の花」が咲きだしていた。

             

             

             

             

             

 園内には、歓蓮会の案内ポスターもあった。

             

 水面をなぜる風が、昼の暑さを忘れさせてくれて気持ちがいい。

             

             

 野草園には、「なでしこ」「くるまばな」が咲いていた。

             

             

 園内には「ユリ」が咲き、ヤマハギが咲き出していた。