3日前に見たタウンニュースに、わが家から徒歩で15分ほどの所にある「大賀藕絲館(おおがぐうしかん)」で、今日と明日に「蓮まつり」を開催するという記事を読んだ。
「蓮まつり」の開催時間は朝7時~11時。
早速、早朝6時半頃、散歩を兼ねて行ってみる。
この「大賀藕絲館」というのは、なかなか読めない漢字。
どんな施設かというと、昭和50年代に当時の町田市長が、障害のある人達の働く場所として開設し、大賀ハスの茎にある、蜘蛛の糸に似た細い糸(藕絲)を使った織物や紅花入りのすき紙、蓮の花托のコースターなどの製品を作って販売している。
実際に蓮の花が咲いている蓮田は、そこから徒歩で15分ほど奥の小山田神社の周りにある。
見事に咲いていた。
「大賀藕絲館」の庭では、「ハスの実おこわ」や「ハスの実味噌」「ハスの実シフォンケーキ」やハスの織物や小物が販売されていた。
僕は、珍しい、食べたことがない、きっとわが家のみんなも食べたことがないだろうと「ハスの実おこわ」を3パック買って帰った。
来場者に無料で配っていたのが、素敵な「ハスの花托(かたく)の銘々皿」。
花托とは、ハスの花が枯れて、茎が分厚くなった部分で、その中の実を取ったものを言うのだが、その花托をプレスして作ったものだ。
表の模様は
裏の模様は
因みに、ここに咲いているハスの花は、「大賀ハス(オオガハス)」と言って、昭和26年、千葉県にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)である。