鎌倉に行ったついでに「鎌倉の大仏」に寄る

 今日は、昨日とは打って変わって朝から春の晴天。
 腰痛治療のために知人がやっている治療院に月一回通っているのだが、今日はその骨盤調整の施術をしてもらいに鎌倉に行く日だった。

 

 帰りに、江ノ電に乗って「長谷駅」で途中下車して「鎌倉の大仏」へ。
 「長谷駅」から歩いて10分ほどの場所にある「高徳院」に鎮座する「鎌倉の大仏」は、ほんと暫くぶり。

    

    

    

 僕は中学校の修学旅行が江ノ島・鎌倉だったので、それ以来だろうか。いや、社会人になってから一度くらいはデートで来た覚えがあるが定かではない。
 大仏を見上げながら、そんな昔のことを思い出しながら、大仏の後方脇の入り口から、高徳院拝観料の300円とは別途に50円の拝観料を払って「胎内拝観」に。
 帚木蓬生の『 国銅 』という小説を読んだときに、大仏の建立鋳造方法が書かれていたので「この仏像もこんな継ぎ足しをしながら、この高さは11.3m、重さは12tの大きな青銅製の阿弥陀如来様が作られたのか」と感心しながら拝観。

    


 大仏の拝観のあとは、「長谷寺」へ。

    

    

 ここは、若い時に紫陽花を観賞に来たことがある。
 その時は、凄い混雑だったが今日はゆっくりと、新緑に輝く境内を散策することができた。

    

    

 長谷観音と呼ばれる本尊の「十一面観音立像」は、ここ観音堂に安置されているが撮影は禁止だった。

    


 山門を入って右手に「弁天窟」があった。弘法大師参籠の地と伝わる洞窟らしく、窟内壁面には弁財天などが刻まれ祀られていた。

    

 境内の新緑の中には、こんなかわいい地蔵様が・・・。

    

    

    

 

    帰ってきて「今日の鎌倉は外人が多かったなあ~。それも中国系の観光客が・・」と言ったら、イナダ君が「それはバスケットボールのアニメ『スラムダンク』の映画が、中国で人気だからだよ。鎌倉の高校のバスケット漫画らしく、鎌倉に来る中国の若者が多いらしいよ」と言っていた。
 そういえば、江ノ電に乗っていて「鎌倉高校前」に止まったら、駅ホームの風景をスマホで写している人がいた。あれはスラムダンク映画の聖地巡礼だったのだ。