木曜日はファーム町田店が休みなので、朝5時に我が家を車で出発して栃木県の那須方面へ。
メンバーは、那須岳の主峰「茶臼岳・1915m」登頂を目指す計画者のシカタ君と、ロープウェイに乗って「那須岳山頂駅・1684m」付近を散策のミキコちゃんとカンタ君(3歳)、トモコさん、ミドリさんと僕の合計6名。
◇「那須岳」散策
8時半過ぎに、霧の中のロープウェイ山麓駅に到着。
シカタ君は、ロープウェイに乗らず、そこから登山道を茶臼岳に向かって出発。
残りの僕たち5人は、山麓駅からロープウェイに乗って・・・。
霧の中をロープウエイが出発したのだが、中間地点から霧が切れて、何と晴天だった。
約4分の乗車で山頂駅に到着。
山頂駅からちょっと登った「那須岳」付近を、朝日岳を眺めながら散策。
リンドウやヤマハハコや、丈の短いススキがとてもきれいだった。
霧に包まれた山麓駅では考えられなかったほど、きれいな秋の空を満喫。
◇殺生石
那須岳を下りて、那須湯本温泉近くの殺生石(せっしょうせき)に寄る。
付近一帯に火山性ガスが噴出し、昔の人々が「生き物を殺す石」だと信じたことからその名が付いたといわれ、松尾芭蕉が『おくのほそ道』でこの地を訪れていることなどで知られる国指定名勝となっている。
まるで先日TVでみた恐山の、岩が転がる「賽の河原」雰囲気。
湯ノ花採取場や、盲蛇石や、千体地蔵のどがあり、その奥に「殺生石」があった。
◇那須温泉神社と九尾稲荷神社
殺生石の近くに那須温泉神社がある。
那須温泉神社は、商売繁昌、家内安全、病気平癒、身体健全、縁結びのご利益があるといわれ、平安時代末期の武将・那須与一(なすのよいち)が祈願したところから必勝祈願のご利益もあるとされている。
本殿の横にある鳥居の奥に「九尾稲荷神社」があった。
九尾の狐とは、古代中国から伝わる尾が九つに分かれた狐の妖怪。その狐が狛犬風に両側に鎮座。
温泉神社にも、立派な狛犬があったし、「生きる」と名付けられたご神木もあった。
◇鹿の湯に入浴
正倉院文書にも記されているという1380年の歴史を数える「鹿の湯」に寄って入浴。
聖武天皇の御世時代。猟師が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していたのでこの名が付いたとされる。
500円の入浴料を払って中に入ると、
41度、42度、43度、44度、46度、48度の6つの浴槽があった。
46度までは何とかは入れたが、48度はムリだった。
(この写真は入り口に展示してあった写真を接写)
たっぷり1日満喫して、夕方6時半に我が家に帰宅。