「ヴァイオリン」と「箏」のジョイント・コンサート

 ファーム町田店のパン屋さんコーナーの店内で、時々、ヴァイオリン生演奏をしてくれている永井由里さんが、澤村祐司さんという箏(こと)奏者と、ジョイントコンサートをするという。

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 「ヴァイオリンと箏のジョイント? どんなコンサートになるのだろう?」と思って、会場の小田急線「狛江駅」近くの泉の会館ホールに行ってみた。

 ここが、狛江駅から歩いて2分ほどの所の竹林の隣にある「泉の会館」。3階にホールがあった。

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 このコンサートは、観客はコロナ感染防止対策から30名限定だ。

 今日の「ヴァイオリンと箏の二重奏」の演奏曲はこれ。

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 先ず最初に、ヴァイオリンと箏による宮城道雄の名曲『春の海』

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 凄い。ヴァイオリンと箏は同じ弦楽器ではあるが、洋楽器と和楽器の違いがあり、同じ弦楽器でも撥(はつ)弦楽器と擦(さつ)弦楽器の違いもある。
 でも、その違う弦楽器から奏でられる音色といい、調べといい、何とも調和して心地よい。
 永井さんも澤村さんも一流の奏者だからだろうか。感動。

 次は、永井さんのヴァイオリン演奏。

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 最初の『スペインのバラード』は、昔、ギターでお馴染みの「禁じられた遊び」だった。

 澤村さんの箏演奏も、どこかで聞いたことがある(お正月などかな)曲だ。

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 最後に再び、ヴァイオリンと箏の二重奏。

 『荒城の月』も、澤村さんが歌いながらの『たれかおもはむ』演奏もよかった。
 そしてアンコールは、何とヴァイオリンと箏による『ソーラン節』だった。
 観客は手拍子で大喜びで、このコンサートは終わった。

 今日は、いつもの永井由里さんとは、一味違う雰囲気の演奏をする永井さんに出会った感じ。

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