コロナ禍の中、演奏家のみなさんも頑張っている

 今日も、暑い暑い一日。
 台風8号は、東北地方に向かって上陸、関東はそれほどの影響はなかった。
 オリンピックも無観客の中、熱戦を繰り広げ、みんな頑張っている。
 ついつい、その熱戦をテレビ観戦している。


 今日は、コロナ禍の制限された中で行われているコンサートに行く。

 

◇「星空のコンサート」
 ファーム町田店のパン屋さんコーナーの店内で、時々、ヴァイオリン生演奏をしてくれている世界的に活躍の永井さんを中心としたコンサートが、小田急線で町田駅の2つ新宿よりの鶴川駅そばの和光大学ポプリホールであったので行ってみた。

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 コロナ禍の中で、演奏の機会が極端に少なくなっても、頑張っているのを応援したい気持ちもあったし、「星空のコンサート」と題したコンサート内容をチラシで見たら、宮沢賢治の童話『双子の星』語りとクラシック音楽のコラボレーション」とあったので、「賢治の童話を、どんな風に音楽で表現するのだろうか」と興味を感じたので、1週間前にチケット予約して行く。

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    会場に入ると、このコンサートも座席定員(300席)の半数入場だった。
 ヴァイオリンの永井さんを始め、ソプラノの谷口さん、フルートの鵜川さん、ピアノの湯浅さんも、コロナ禍の前の一昨年、ファーム町田店内でクリスマスコンサートをやったときに、入場料なしのボランティア的演奏に来てくれたメンバー。

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 第一部と第二部構成でのコンサートだったが、最初は童謡や唱歌の「夕焼け小焼け」「一番星見つけた」「たなばたさま」などの演奏から始まって、クラシックで綴る音楽物語として宮沢賢治の「双子の星」朗読語りとヴァイオリン、ピアノ、フルートの演奏。
 僕は宮沢賢治の童話は、結構、難しいテーマを含んでいると思っているのだが、その語りを、ヴァイオリン、ピアノ、フルートの奏でる心地よい、それぞれの音色の持ち味を十分に生かした演奏で、実に効果的に表現されていて、とても心癒されるコラボレーションだった。
 また、賢治の「星巡りの歌」はいつ聴いても心地よいのだが、ファーム町田店の常連お客さんでもある谷口さんの 、優しさを含んだきれいなソプラノもすばらしかった。

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 さすが本格的コンサートホール。我がファーム町田店内での演奏とは格段にすばらしい演奏を満喫した感じ。