春って、こんなに風が強い日が続いただろうか。
今日の東京は、朝から一日中、強風だった。
◇今日もZoom研鑽会で、みんなの顔を見る
全国のメンバーと日曜日がZoom研鑽会の定例になってきた。
今日の4時から、参加出来たのは11人。
慣れてくると、Zoomでも結構、研鑽出来ることを実感。
集まれなければ、集まらないで・・・。
◇今日の朝日新聞「歌壇」
選者の永田和宏さんは、新型コロナウイルス感染防止のマスクの歌を3首も選んでいる。
岡山県の伊藤さんは
街中で会う人会う人みなマスク どこの店でも売ってないのに
*この歌を読んで、そういえばアベノマスクは、その後、どうなったのだろう、と思い出す。都内23区には配られたが、同じ東京都でも町田市の我が家にはまだ届いていない。もう、手作りマスクをしている人も多いし、政府から支給される必要度はかなり下がってしまった、と思う。
ひたちなか市の篠原さんは
身を守る備えはマスク一つにて 敵地に入るごとスーパーに入る
*ファーム町田店のお客さん、お店に入る時には、入り口のアルコール消毒を必ずするようになった。確かに「敵地に入るごと」だ。常連さんに挨拶されても誰だかわからない時がある。
横浜市の水谷さんは
取り敢えず延期しようかプロポーズ マスクなしでも話せる日まで
*何かのTVドラマで、餃子屋で餃子を食べながらプロポーズした男性に、彼女が「ここで、そういうのする?」と呆れかえっているやり取りがあったけれど、確かに、マスクしてのプロポーズはしにくいだろう。
◇文庫・角幡唯介著『 漂流 』を読み始める
この本は、新聞の新刊文庫紹介で知った。
沖縄の海の民・漁民を題材にしたノンフィクションというだけで、なんとなく興味が湧いて読みたいと思った。
著者の角幡唯介さんの書いたものは初めて読む。
彼は、探検家でありノンフィクション作家で、早稲田大学探検部OB。彼自身が探検しながら書いた作品の数々は、開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、新田次郎文学賞、講談社ノンフィクション賞、毎日出版文化賞など、多くを受賞している。
この『 漂流 』の内容紹介(「BOOK」データベース)には、
「1994年冬、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間海上を漂流した後、奇跡の生還を遂げた。だが8年後、本村は再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった…。命を落としかけたにもかかわらず、なぜまた海へ向かったのか? 著者は本村の後姿を追って沖縄、グアム、フィリピンを彷徨い歩く。国境などないかのように生きる海民の声を聴くうちに見えてきたものとは―。」とある。
面白そうだと、読み始めた。