新聞を整理していて考える

 僕は、朝日新聞朝刊に連載されている『 折々のことば 』には、必ず目を通している。
 この連載は、哲学者の鷲田清一さんが、各界の人達の含蓄ある「ことば」を紹介し、それについてコメント的解説を書かれているコーナーなのだが、新鮮な気付きや、考えさせられることが、度々あって、そんな「ことば」との出逢いを楽しみにしている。
 
◇今朝の『折々のことば』は、建築家の伊東豊雄さんの「ことば」

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*確かに、最近の山手線から眺める風景は「サランラップ・シティの建築」ばかりだ。

 

先週の新聞を整理していて、考えさせられた「ことば」も紹介する。


◇評論家であり社会学者の加藤秀俊さんの「ことば」

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*人にとって世界は「いれもの」の連続体、確かに、周りを見渡すと「いれもの」ばかりだと驚く。

 

◇『ざんねんないきもの事典』の「ことば」

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*自分の能力と環境との不均衡に、辻褄を合わせながら、僕たちは毎日生きているって、本当にその通りだ。

 

◇作家でタクシードライバーの人の「ことば」

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*壁にぶち当たっても、そこからまた、かすかな希望を頼りに這い上がろうと、生き続ける運命。何があっても「今」からの出発の連続。そうだよなあって考えさせられた。