東京は冬の気温に逆戻り

 昨日、4月1日に新しい元号『令和』が発表されて、新聞もテレビも、その話題でいっぱいだ。
 外は桜が満開を迎えているが、昨日から今日にかけて、春の陽気も逆戻りで寒い。
 今朝、屋上に上がったら、遠くに望む丹沢の峰々に積雪を確認。昨夜の雨が雪だったのだろう。

 

◇会の新聞「けんさん」4月号編集
 昨日から4月に入って、会の新聞の編集に昨日から取り組んでいる。

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 やり出すと、ついつい机に座りっぱなしでパソコンとにらめっこして、時間が経つのを忘れている。
 でも、今日は紙面に記事配置するアイデアがイマイチで、何度もやり直し。疲れだけが残った感じ。

 

◇今日の『折々のことば』
 今朝の朝日新聞朝刊の『折々のことば』で、哲学者の鷲田清一さんが紹介しているのは、コミュニティデザイナーの言葉だ。

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  『 地域での活動の入り口には、「正しさ」ではなく「楽しさ」が必要なのです。 山崎 亮 』

         

鷲田さんの解説は、
──地域包括ケアにおいては、職業意識で動く医療職と余暇を割いて動く住民との間にずれがあると、コミュニティデザイナーは言う。さほど関心がない住民にも参加してもらうには、合理的理由より先にまずは「面白そう」と感じてもらわねば。やがて「もっと知りたい」となった時が医療職の出番だと。インタビュー《「ケアするまち」をつくる》(「週刊医学界新聞」3月25日号)から。(鷲田清一)──

 

 この山崎さんの言葉、何にをやるときにも共通している。本当にそうだと思う。
 「やらなければならない。やるのが当然。やることが正しい」などの、正義感や義務などでは人は動かない、と言うことだろう。
 先日、誰かが書いた介護関係の本を読んでいたら、「介護に従事している人たちは、仕事だからとか、あるいは、奉仕やボランティアと思ってとかの感覚ではなくて、その人とお付き合い出来ることに、喜びを感じているんです。」的な言葉に出会ったことがある。
 毎日、夜遅く部屋に戻ってくる妻を見ていても、つくづくそう思う。
 我が身に振り返って、僕たちの活動でも、そうなのだろう。
 僕の中に、楽しそう、面白そうがあってこそ、仲間が出来て、ことが進んでいく。