台風崩れの低気圧の影響で、今日は朝から雨。昼頃には止んだが夕方になって小雨が再び降ってきた。
一日中、肌寒い感じ。
先ほどのTVニュースでは、富士山の初冠雪が報じられていた。
10月も残すところ10日あまり。
住宅街を歩いていたら、こんなハローウィーン飾りを見つけた。
古代ケルト人が起源といわれるハロウィーンの祭りは、毎年10月31日だ。
◇会の新聞「けんさん」11月号
今日は「即位の礼」で休日だったが、高田馬場の事務所に行って、会の新聞「けんさん」の11月号の構成を考える。
「けんさん」は、年10回発行しているのだが、11月号が2019年発行の最後の号で、次は2020年の新年号となる。
◇同じビルの「かつら屋さん」
今朝、エレベーターで6階で営業している男性かつら専門店の店長と久々に会った。
以前に、
そこのお店のお客さんに、僕が某電機会社に勤めていた時代の知人がいたらしく、その彼が、店長との話の中で「ここのビルのヤマギシに、知っている人がいる」と僕のことで話題になったことがあるらしい。「ヤマギシに行っても元気にやっているんだなあ~」と懐かしそうに言うから「寄っていったらいいのに・・」というと、「僕がかつらを使っていること知らないだろうから・・・いまさらねぇ~。機会があったら僕も元気にやっているよって伝えてよ」と言っていたと教えてくれたことがある。
そんなことで店長とは、顔を合わせると、立ち話をする仲だった。
その店長が今朝会ったら「実は、今月いっぱいでお店を閉じることになりました。お世話になりました。」と、寂しそうに言う。
「ここで38年間やったのですがねぇ~。最近は、かつらを使う男性がいなくなってねぇ~、薄くなったらスキンヘッドにするんでかつらは必要なくなってねぇ~」とのこと。 男性かつらは激減しているらしい。
「うちは大手と違って、細かいアフターケアで喜ばれているんですよ。」と、知り合った当時は自慢していたが、今朝は「時代の波というか、意識の変化には、かないませんねぇ~」と言っていた。
◇文庫・藤谷治著『 花や今宵の 』を読んでいる
先日、三重県出張の電車の中で読もうと買った文庫本が、この本だ。
しかし、疲れていたのか電車の中では寝てしまって、いま、読んでいる。
この「花や今宵も」というタイトルに、なんとなく気になって開いてみたら、冒頭のページに「行き暮れて木の下かげを宿とせば花や今宵のあるじならまし」という平家物語の短歌が載っている。
僕はこの作家の作品を読んだことがないし、この短歌も知らなかったが、なんとなく、この短歌の雰囲気が気になって、読んでみようかなって思ったのだ。
読み進めていくうちに、平家の落人の里伝説がある山奥の村が舞台で、そこで起こる不思議な現象の物語で、なかなか面白い。
その短歌がいつ詠まれたのがもキーワードの一つになっている。
ちなみに、
「行き暮れて木の下かげを宿とせば花や今宵のあるじならまし」
とは、一の谷の戦いで討たれた平家の武将の一人・薩摩守忠度(ただのり)の辞世の歌と言われている。
忠度が、戦いながら逃げ延びた先で詠んだとされている。
「日が暮れて、桜の木の下を今宵の宿とするならば、桜の花が主人としてもてなしてくれるだろう」という心情を詠った歌らしい。