3日・水曜日のおしゃべり

 西日本、特に九州地方は先週末からの記録的大雨となっていて、各地で避難勧告が出たり、被害も出ているとのニュースが流れている。
 今日の東京は梅雨空から陽射しも出て、梅雨の中休み的天気。しかし、夜には雨が降り出してきた。

 

◇季刊誌『フラタニティ』に読後感想原稿を書く
 村岡到さんが編集長の季刊誌『フラタニティ』に、1ページ紙面をいただいて読後感想を載せている。
 次回8月1日発行の原稿をそろそろ送らなければと思っていたら、先週末に村岡さんから催促の手紙が届いた。
 今回は、6月17日のブログに書いた熊谷達也著『 邂逅の森 』の感想を『フラタニティ』の掲載字数に、先ほど編集し直して送った。

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 これは、東北の険しい山々に住む獣、熊、ニホンカモシカなどの狩りをするマタギの物語である。

 

◇昨日の帰宅時に買った文庫
 電車の中で読む本がカバンの中に入ってないので、書店に寄ったら原田ハマさんの『リーチ先生』が文庫化されて平積みされていた。
 かなり前に友人から「いい本だよ」と言われていたのが頭にあったのだが、その内、文庫化されるだろうから、それから読もうと思っていた小説だ。

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 先日まで、「松方コレクション」を題材にした直木賞候補になっている『美しき愚かものたちのタブロー』を読んだばかり。
 今度は、イギリス人陶芸家バーナード・リーチの物語だ。「明治、大正、昭和にわたり東洋と西洋の架け橋となった生涯を描く感動の“アートフィクション”」とある。
 美術品に造詣が深い原田マハさん、バーナード・リーチの生涯をどんな物語に書き上げているのかが楽しみ。

 

◇整形外科院の玄関に
 腰痛で時々行く西早稲田の整形外科院に、治療が終わり精算も済ませて、帰りに気付くように、この滑稽な等身大の全身骨格模型の骸骨が置かれている。

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 骸骨だが、つい「ありがとう」と言いたくなるから面白い。
 季節季節に装いが変わるらしく、昨年末はサンタクロースの赤い装いだった。
 それから暫く、腰痛も和らいでいたので行っていなかったから、新年や冬の装いは知らないのだが、いまは夏らしくアロハ姿だ。

 

◇手押しポンプ
 整形外科院に行くときに気付いたのだが、ある住宅の庭に、昔懐かしい「手押しポンプ」を発見。
 こんなポンプが、いまでも残っているのかと感心しながらシャッターを切った。

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 昔は、汗をかきながら、このポンプで水をバケツに入れて、お風呂を満たしたものだ。
 それが子どもの仕事であり、僕の役割だった。