先日、上野の東京国立博物館の『国宝 東寺─空海と仏像曼荼羅』特別展に行ったときに、隣の展示会場で「考古展示」をやっていた。
時間があったので、その展示を見る。
数多くの「埴輪」の展示に、僕は興味を持って鑑賞した。
「土偶」は、縄文時代(約15000年前~紀元前3世紀頃)に作られた土製の人形だが、「埴輪」は、古墳時代(4~7世紀)に作られた家や武器、日用品、人間、動物の素焼きの土製品なのである。
ひとつ一つ、じっくり見ると、実に興味深いものがある。
縄文時代の「土偶」を鑑賞していてもそうなのだが、古墳発掘の中で出土したこれら「埴輪」の数々、古人はどんな思いで作ったのだろうか・・・と。
撮影可能で印象に残った埴輪をアップする。