我が家の周りにも遺跡が多数

 先日、東京国立博物館で開催の縄文展に行ったときに、僕が住んでいる町田近辺にも多数の縄文や弥生時代の遺跡があることを知った。
 戦後の高度経済成長時期に、多摩ニュータウン稲城・多摩・八王子・町田市)として開発された周辺で、宅地造成時に見つかった縄文遺跡の数は、なんと約770ヵ所だという。
 我が家・多摩実顕地から車で10分足らずのところにも「本町田遺跡公園」と、遺跡から出土された土器や土偶が展示してある「町田市立博物館」がある。
 今日の午後、その博物館で開催中の「まちだ今昔」企画で、文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官・原田昌幸氏の土偶の移り変わりの講演があることを知って、行って話を聴いた。



◇本町田遺跡公園
 遺跡公園は、小高い住宅街の一角にあった。
 ここの遺跡の特徴は、縄文時代前期と弥生時代中期の集落が、同一場所で発見されたことである。
 縄文時代の竪穴住居が4棟、弥生時代の竪穴住居が7棟発見された。
 遺跡公園には、それぞれ1棟が復元されていた。
     
     
 これが、復元された弥生時代の竪穴住居。
     
     
     
     
     
 こちらが、復元された縄文時代の竪穴住居。
     
     
     
     
     
 事務所内の展示室には、ここで出土した土器なども展示してあった。


◇町田市立博物館
 遺跡公園と駐車場を挟んで博物館があった。
     
 ここには、近隣の遺跡で出土した土器や土偶が展示してあった。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     


◇我が家の近くに、こんな博物館があることを僕は知らなかった。
 そして、この多摩丘陵地帯が、縄文時代からの大集落地域だったことにも驚いた。
 多摩ニュータウンなどと言われているが、縄文時代から、住みよい地帯だったのである。