8月最後の週末は三重県へ出張

◇会の新聞編集 
 今日も一日、昨日に引き続いて、会の新聞「けんさん」9月号の編集に注力。
 当初、予定していた4紙面構成では、納まりきれないので6紙面構成に練り直し。
 2紙面増えるので、追加で投稿原稿の依頼を、編集委員のみんなにお願いする。


◇週末は三重県に出張
 明日の金曜日の夕方から、明後日の土曜日午前中は、会の全国運営研鑽会で、三重県ヤマギシの村・春日山実顕地に出張だ。
 編集の仕事を一時中断して、研鑽会の資料など、その準備もする。


朝井まかて著『 花競べ 』を読み終える
 何となく、ほんとうに何となく、朝井まかでの時代小説が読みたくなって、通勤電車の中で読み始めた彼女のデビュー作という『 花競べ 』という文庫本。
        
 江戸時代の物語で、木や草花を栽培し、種から育てたり、挿し芽、挿し木、接ぎ木、品種改良などを行う花師が主人公の時代小説だ。
 江戸時代に、武士から庶民まで夢中になった草花の栽培と観賞。
 それによって職業として成り立つ花師。
 江戸時代の民度の高さというか、花文化を楽しむ暮らしがあったことに驚く。
 そして、物語に出てくる市井の人々の暮らしに根付いた人情に、ついつい惹かれて最後まで読ませてくれる。
 さすが、朝井まかてだ。ぼくを裏切ることなく、面白かった。
        
 今朝の新聞には、「中央公論新社は29日、第13回中央公論文芸賞朝井まかてさんの 『 雲上雲下(うんじょううんげ) 』(徳間書店)が決まったと発表した。」という記事が載っていた。
 受賞作は、「様々な民話を題材としながら、物語のあり方とその力について迫ったファンタジー。時代・歴史小説で活躍してきた著者の新境地を開いた作品」と紹介されていた。
 読みたくなってきた。