1月第一土曜日の今日のおしゃべり

 今日の東京の天気は、穏やかな冬晴れの一日。
 ファーム町田店の今年初めての営業日「初売り」だった。


◇「キリタンパン」と「焼き鳥」を担当
 僕は、初売りイベントにハンドメイド炭火焼き「キリタンパン」の振る舞いをする。
 ドラム缶の半割に炭火を熾して、竹の棒の先に天然酵母のパン生地を巻き付けて、炭火にかざす。
 みんな「きりたんぽ?」と聞いてくる。
 僕は「いいえ、これはパン生地を炭火で焼くので、きりたん・パンって言うのです」と・・・。
       
       
       
 焼き上がるまでの、お話が楽しい。
 家族連れのお父さんと話に花が咲いたら、子供まで楽しくなって、けん玉1級の技を披露してくれた。
       
       
  

 昼過ぎに、和歌山のヤマギシの村から、焼き鳥の肉が届いたので、午後2時ごろから「焼き鳥おじさん」をする。
 焼き鳥ブースの前で、キリタンパンをやっているので、焼き鳥を焼きながら、お話もできて・・・・。
       


◇最近読んだ新書版2冊の本
 先ず一冊は、明日から始まるNHKの大河に備えて、
    家近良樹著『 西郷隆盛 維新150年目の真実 』
       
「物腰が優雅でスマート、この上なく男前。計算が得意で経済に明るく実務能力も高い。人目をはばからず涙を流し、人の好き嫌いが激しく、神経がこまやかでストレスに悩まされる…。徳川将軍から祇園の芸妓まであらゆる人々の証言を読み込み、西郷をめぐる七つの謎を解きながら“大西郷”の実態を活写。数々の新視角を世に問うてきたトップランナーによる、誰にも書けなかった西郷論ドラマに備えて、西郷隆盛に関する本。」(「BOOK」データベースより)


 もう一冊は、モンゴルに関する本で、
    宮脇淳子著『 モンゴル力士はなぜ嫌われるのか─日本人のためのモンゴル学 』
        
 この本は2008年に発行された『朝青龍はなぜ強いのか 』の改訂版で、日馬富士問題を受けて、急きょ、一部を改訂して緊急出版された本だ。
 今回の問題を踏まえて、日本の相撲とモンゴル相撲を比較し、モンゴル力士はなぜ強いのかを説明し、日本人とモンゴル人の意識の違い、価値観の違いなどを、歴史的、風土的背景を説明しながら比較文化論的に、しかし分かり易く論じた内容だ。
 そして後半は、モンゴル帝国の歴史や、日本とモンゴルの関係の歴史的経過なども詳しく論じているので、モンゴルという国を知る、あるいはモンゴル人と付き合う上では、一読に値する本だ。
 著者は、朝青龍問題や今回の日馬富士問題に対するマスコミの無神経さを批判しながら、最後に、我々日本人に「日本人もモンゴル人を見ならって、少しくらいの違いには寛容になって、人生を楽しもうではないか。世界は広いのだ。」と言っている。