今日の東京は「春2番」の強風が吹く

 先週の金曜日に、東京は春一番が吹いた。
 今日は、それ以上の南風が吹き荒れた天気だった。
 帰宅時の小田急線も、途中で「強風のために、走行中の全車両を一時停止して安全確認します。」とのアナウンスがあって、5分ほど止まってしまった。


◇我が家にも「雛飾り」が登場
 昨日、ユキさんがお孫さんたちと、楽しそうに雛人形を段ボールから出して和室に組み立てていた。
 それが、この雛飾りだ。部屋の中が「もうすぐ、春だなあ〜」で雰囲気になる。
       
       


◇文庫・波多野聖著『メガバンク絶体絶命』を読む
 この文庫も、先日、友人のフリーライターのTさんが、「面白いから読んでみたら」と持ってきてくれた本の中の1冊。
          
 銀行を舞台にした小説は、池井戸潤の「半沢直樹シリーズ」を以前読んだが、この小説も、陰謀に挑む半沢直樹的な人物の、理想の銀行づくりと義理と正義の物語だ。
 現在の金融世界で生きている男たちの生き様と、欲望のために、ここまで陰謀、知略が繰り広げられるのかと、ハラハラさせられながら面白く読んだ。
 本書紹介(「BOOK」データベースより・転載)
 「日本最大のメガバンクを喰らい尽くす、魔の「T計画」が発動! TEFG銀行は絶体絶命の危機に陥った。総務部長としてこの難局に挑む二瓶正平。そして、頭取の椅子を捨て相場師として生きていた桂光義が、義と理想のために起つ。史上最大の頭脳戦がここに始まった。経済の巨龍・中国の影。謀略VS戦略。マネーを知り尽くす著者にしか描けなかった、痛快無比の金融エンターテインメント。」